No.172.何気ない美しき世界

何気ない朧月 まるで幻想の世界の住人になったかのように

星たちのささやきが聞こえる

何をささやきあうの?

楽しく笑えるの?

不思議と笑顔がこぼれる


この澄んだ空の下

この静かな銀世界

それぞれ違う道へ歩み始めてしまったけど

君は今何を思う?

疲れた体を 投げ出して ほら たまには微笑んでご覧

寂しさも厳しさも空しさも全て暖かく包んでくれるよ

ほら 微笑んでるよ


美しき世界は何気ない風景の中

いつも優しく優しく

今日も優しく優しく


僕たちは違う木を昇り初めてしまったけど

ふと思い出すおぼろげな月のある美しき世界

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