No.131.Ragged

地下鉄に乗り込んで べったりしている手摺に掴まった

味もわからないままビールを飲み続けて

酔って他人様に迷惑かける事もないけど

砕けてしまう程 ショッキングに燃えさかる

偶然出会う事なんかなくて それが face


いくら舌打ちしたところで わかりあえない

ハッキングする様に 入り込む余地なんて

ありゃしなくて

ウィルスに侵食されたかの如く ボロボロ

このプログラムにはワクチンなんて ナシナシ

振り回されて もだえて あがいて

クールに振舞っても 既に ボロボロ

金縛りとく事なんかできやしないけど

蛇に睨まれた蛙の様に

動く事も出来ず いつも ビリビリ

焼け爛れた 傷のように ヒリヒリ


The man was wearing a ragged soul a suit of armor

The man was wearing a ragged soul a suit of armor

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る