超能力者は瞼を閉じる

作者

71

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★★★ Excellent!!!

教室の匂い、制服の匂いを思い出します。
わたしも白あん派。読後はいちごの甘酸っぱい感じがして胸がギュウギュウします。
主人公よ、きみが泣き止むところまでワープできたらいいのに。
櫻さんの描くクセのある少女がとても好きです。

★★ Very Good!!

ああ切ない。
故に、短編だけで終わって欲しくない。
誰もが経験した(ないし経験したかった)青春の一コマを、
するりと情景が脳内に入り込む文章力で描ききっている。
だからこそ、主人公に感情移入してしまう。
現実ならば、当然ここで終わってしまうそれだけの物語。
でも小説であれば、この続きが描かれてもいいじゃないか。共感させるだけさせて、あの切なさを思い出させておいて、ここで終わらせるのか。
そんなのあんまりですよ……。

いつか長編化される事を願って星2つ。

★★★ Excellent!!!

瞼を閉じたその瞬間は、希望であり、逃避であり、諦めにも似ている。

瞼を開けるその瞬間が、視界と共に今までとは違う世界になっていたらと願う希望、だけど決して世界は変わらないと知っているからこその、わずかな抵抗、現実逃避。

小さな世界にはそんなもので溢れてる。
だけどそうして人は大人になっていく。

雰囲気、情景が閉じた瞼の裏側に浮かびそうなほど、鮮やかな痛みと共に胸に迫る作品。
降り積もるその小さな一歩、一瞬は、きっと彼女を強くしてくれると信じています。

★★ Very Good!!

誰にでも出来るような些細な行動を、ドキドキ感を味わえるワープと表現する主人公や作者さんの感性が素敵だなと感じました。
主人公の気持ちがストレートに伝わってきて、思わず頑張れって応援してあげたい気持ちになります。

Good!

瞬間移動ってそういうことか…と納得した後の、胸を締め付ける読了感。
少女が自分の気持ちに気づく過程が丁寧に描かれていると思います。

彼女に幸せが訪れると良いですね。
そういうその後のお話が読みたいと思いました。