第48☆人物の配置決め
1、主体……探偵と助手、または勇者とそのパーティのメンバー。
2、援助者……冒険小説の場合はアイテム。探偵小説の場合は情報をくれる人。
3、敵対者……主人公の目的を妨害する人。
4、送り手……主人公にクエストや依頼をする人。
5、対象……クエストや事件において、主人公が探す対象。
6、受け手……「対象」を送り届ける相手。お姫さまと主人公が結婚する場合は、1の人物と兼ねる。探偵小説の場合、4と兼ねる場合が多い。
これを以下のカードを用いて、ランダムに選び(目をつぶってカードを選ぶ)ストーリーを組み立てていきます。
知恵・生命・信頼・勇気・慈愛・秩序・至誠・創造・厳格・治癒・理性・節度・調和・結合・庇護・清楚・善良・解放・変化・幸運・意思・誓約・寛容・公式
さかさまに出た時は逆位置といって、意味が逆さになります。
わたくしは100個のプロットを創るとき、治癒だけは一度も出ませんでした。こういうこともあるんですね。
「AがBにCをあげる」というパターンも多く見受けられますが、ストーリーとしては「英雄神話」(貴種流離譚)と「魔法民話」(プロップの31の機能)という話があります。基本的にこれらが王道です。
田中芳樹さんは、「アルスラーン戦記」で「英雄神話」の逆バージョンをなさってますが、これが間違いと言うわけではなく、主人公が成長していく過程ですばらしい仲間を得る→ 数々の試練を経て立派な王になる。という「成長物語」という王道です。
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