第92話 クリスマスへの道 その2

進太郎のクラスは、盛り上がっていた。

「俺がクリスマスケーキを作る!!」

甘味マンこと佐藤君が、ケーキを作りクラスでパーティーをする。


そんな話で盛り上がっていた、ヒーロー候補生達は浮かれまくっていた。


「魔王達も参加するんでしょ、誕生日祝ってあげるわよ♪」

文車さんが、進太郎に声をかける。


「・・・・・・魔王なのに、イブ生まれか。」

クラスメート達が意外な顔をするも、佐藤君が進太郎の肩に手を置き


「お前のマジパン、作ってやるから食えよな♪」

良い笑顔で言う。


「いや、進級が危なくてさ校長が俺に課題を出してきた。」

げんなりした顔で進太郎が佐藤君に言う。


「・・・・・お前、校長に嫌われすぎだろ?乗り越えろよな!!」

佐藤君が励ます。


クラスメート達は、この時点で自分達は関係ないと思っていた。


だが、スピーカーから校長の声が流れてきたことで空気が変った。


「エブリバディ、問題児共!!一年A組の諸君、クリスマスパーティーを

行いたければデーモンブリードと共に私と勝負だ!!」

校長のトークが乗っていた。


「私の率いるチーム、アメリカンヒーローズとスポーツ勝負だ!!」


「「ふざけんな校長!!」」

この時、クラスの心は一つになった。


共通の敵が出来ると、団結できたりするものである。


対決の内容は、ホームラン競争、バイクレース、ボウリングの3番勝負。


先に2本取った方が勝ちと言うルール。


負けられない戦いを、味方から持ちかけられた一年A組だった。






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