【旧版】アイドルが2羽っ!

作者 壱原優一

16

6人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

 アイドルに限らず、この世は全て才能がなければ成功できない。
 才能があってそれを磨いてこそ、何万ものライバルから抜きんでて輝ける。

 主人公はアイドルの才能がないと数値で露骨に判を押され、元気と前向きさしか取り柄がない。
 一方でアイドルどころかあらゆる才能に恵まれ、欠けているもののないクールでストイックな美少女がいた。
 両者の間には天と地ほどの開きがあった。
 しかし終盤でそれは逆転し、なにもなかったはずの主人公は彼女に肉薄し、そしてまさかの展開を迎える。

 そこで判明する。
 完璧な少女は一つだけ持っていないものがあり、逆に主人公はたった一つのそれだけをずっと握っていたこと。
 それこそが、アイドルに限らず自分のステージで輝くために最も必要な才能と呼べるものだと。
 本文中に、それは何気なくも明確に書かれている。

 
 非才だろうが、凡才だろうが。
 それさえあれば、天才も超えられる。
 作品から、紗弓から、それを教えてもらえたことに感謝したい。
 

★★★ Excellent!!!

アイドルとバトルが融合したのがこの小説です。この発想はすばらしいものだと思います。普通はどちらか片方に寄ってしまうものでしょう。

さらに注目してほしいところは主人公である生実紗弓の成長する姿です。初めはアイドルになることも困難でした。そんな彼女がアイドルになり、戦うアイドルとして成長していく姿を堪能してみてください。

第二部も期待しています!

★★ Very Good!!

 生実紗弓ちゃんがアイドルを目指し健気に努力姿が、チートキャラ主人公に胸焼けしている自分としては、大変好感が持てました。また、アイドルとライブバトルの設定は珍しさを感じ、目に留まりました。

ぜひ、完結まで読みたいです。

 いくつか気になる点があるとすれば、世界観の設定が少なくて、読み進めると、物語の足元がフワフワする印象を受けました。冒頭の方でしっかりと説明して貰えると、もっと読者を引き込めると思います。

それでは。

追伸、個人的に百合が大好きです。戦う女の子は美しい。