Take‐10映画『バード・マン あるいは[無知がもたらす予期せぬ奇跡(Birdman or[The Uenxpected Virtue of Ignorance])』(2014)は面白かったのか?

 (´Д`)ちょいネタバレかも



 あれはんどろごんざれすいにゃりとぅ──


『寝ぼけてんのか? ちゃんと変換しろよ』


 ちげーよ。長いんだよ! タイトルにしろ、この監督の名前にしろ! ぬぁ~っ! こうやって書く方の身にもなれっての、みろよ、上のサブタイトルの長さ。おまけに監督の名前がアレバンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ……ってなんだよ?コレ!

(;´д`)


『かむさはむにだあんにょんはせよー、みたいだな』


 もう面倒くさいんで“イニャっち”と呼ぶことにする……。

(-_-;)


『ハショリ過ぎだろ……』


 ども、ペイザンヌです。N区に住む野良猫です。

(  ̄▽ ̄)ノ♪


『……届いているぞ』


 は?

(゜_゜)


『このエッセイに感想が届いているぞ』


 えーっ! ウソ?! どんだけどんだけ?

(((°▽°)))


『……1件、のみ』


 やったー! やったー! やったーまん!

ヽ( ̄▽ ̄)ノ


『恥ずいからよせ』


 なんでだよ、この1件は人類にとってはたいしたこっちゃないが俺にとって大いなる1歩なんだよ!

ι(`ロ´)ノ


『えー、(“本物の”感想本文より『小説家になろう』にて)“ペイザンヌ様、こんにちは。前回まで拝読させて頂きました。正直、私の見たことのない映画が多く、その知識量と鑑賞量に驚いております……”』


 い、いやぁ、それほどでも……

( ̄∇ ̄*)ゞ( ̄∇ ̄*)ゞ( ̄∇ ̄*)ゞ

( ̄∇ ̄*)ゞ( ̄∇ ̄*)ゞ( ̄∇ ̄*)ゞ


『なぜ6人に?! ……ってアホかおまえ。こんなん社交辞令に決まってるだろ!』


 えーっ! そうなの?! 

(´Д`|||)


『あたりまえだ! えー、なになに……“エッセイって面白いですよね。日々起きたことを書いているわけじゃないですか。それがそのまま作者さんをあらわしてる感じで……”』


 どもっ、ペイザンヌでっす! 今日はね、朝から爽やかにジョギングしていい汗かいた後、ユニセフ募金してきたよ♪ やっぱさ、痴漢とかする奴って最低だよねっ! 

(#`皿´)


『急にキャラを変えるなよ。えーと……“ところでペイザンヌさん。あなた、前々回、映画[Mr.タスク]の回で私の名前と作品を“無断”で使用してましたよね…”』



 ドキッ!!((((;=Д=)))=3 !!



『“おわかり頂けたでしょうか、私は“小説家になろう”の方で小説を書いております「俺は改造人間」の作者であり、カピバランXの産みの親、あなたに著作権侵害を受けた鈴木と申します。つきましてはこの事実を運営に通報し、あなたを『小説家になろう』『カクヨム』及び全ての投稿サイト界から抹殺、もしくは永久追放してもらうことを決意した次第であります。それとも野良猫駆除として保健所の方がよろしいですかね?”』


 ほ、保健所だけは勘弁しちくり~!

 (;´Д`)


『落ち着け! え~と……“まあ、私も大人ですのであなたの誠意しだいではそんなことなど反古にしてあげてもいいと思っております。そう、あなたの誠意しだいですがね……” だとさ』


 ね、ね、誠意って何? 誠意って?

 (´Д`)


『アホかおまえ。誠意っていったら今も昔も金に決まってんだろ! 額に汗して働いて、泥だらけの一万円札を渡すんだけど、“受けとれん……この金は受けとれん~”ていう、あれが誠意だろ!』


 うわ~ん、この人何言ってるかさっぱり分かんないけどごめんなさぁ~い! 許してくださーい!

 ・゜・(つД`)・゜・



~ しばらくお待ちください ~


~ しばらくお待ちください ~


~ しばらくお待ちください ~



(たいへんお見苦しいトコロをお見せいたしました。なお、本当の鈴木りんさんはこんなに酷い人ではありません。感想部分後半は作者が勝手にでっちあげたものです。感想欄を見てお確かめください。鈴木さんは繊細さと奇抜なアイデアと愛しさと切なさと心強さを持ち合わせた才能溢れる素敵な人です)




 で、『バード・マン あるいはなんちゃらかんちゃら』

 (°▽°)


『ちゃんとやれってのに』


 だって面倒くさいんだもん!

 (´□`;)


『なんちゃらかんちゃらって書く方が十分面倒くさいだろ!』


 これって去年のアカデミー作品・監督・脚本・撮影賞獲ったやつだよね。アカデミー賞作品ってなんか苦手なんだよなあ…… 俺、もっと大衆受けしそうな映画の方が好きなんだけど。映画『レスラー(The Wrestler)』(2008)に変えちゃダメ?

(;・∀・)


『おまえな、そういうの看板に偽りありって言うの知ってるか? 』


 だって、同じような映画じゃん。俳優とレスラーの違いはあれどどっちも落ちぶれた男が昔の栄光を取り戻すためっていうか。だったら絶対あっちの方が面白いってば。  

 \(゜o゜;)/


『マイケル・キートンもミッキー・ロークも´80年代の頃はウハウハだったのにホントに実生活で下火になった俳優だからな。しかも二人ともそれらの映画で見事カムバックを遂げた』


 結局日本人は『無法松の一生』がさ、肌に合ってるんだってば。なんか頑張ろうと努力してるのにどこか報われない哀しい背中が好きなんだよ。その点『レスラー』のミッキー・ロークはトレーラー暮らし、スーパーで働きながらのドサ回りレスラー、仲違いしてる娘とよりを戻そうとするんだけど、コカインとか情婦にうつつを抜かして娘との食事の約束を忘れたりとか……もう、情けないというか可哀想なのね。

( ´△`)


『そうか、清原も大変なんだな……』


 キヨハラの話じゃねーよ! ミッキー・ロークだっつったろ!

(# ゜Д゜)


『ミッキー・ロークってヤサ男の猫パンチ野郎だろ? そうとうこの映画にかけてたらしいからな~。体もムキムキの別人になってたからびっくりしたぜ』


 で、主人公ミッキー・ロークがスーパーでバイトしてる時、客の婆さんにサラダが50g少ないとか文句言われんだよな。んで、計りに乗っけたら今度は多いとか……少ない……多い……とか。もう、失意のドン底にいる時それやられるわけだから「!щ(゜Д゜щ) だあああぁぁぁぁぁっ!!!!」ってなっちゃって指を負傷、& クビ。


『ドクターストップかかってんのにメジャー団体への復帰をかけて試合に出ちゃう』


 ロープに上って必殺技のラム・ジャムをかけようとジャンプして……フェイド・アウト……ほらな、ラストシーンだってあっちの方が全然いい。『バード・マン なんちゃら』は脚本が日本に合ってないんだよ。イニャっちにしては明るい映画だけど前衛がしたいのかドラマがしたいのか凡人の俺にはよくわからん。 

σ( ̄∇ ̄;)


『映画史上最も長いワンカットと言われてるからな。本編のほぼ最初から最後までカメラがずっと主人公を追ってるなんてスゲエよ。[バード・マン]は感覚で観ないとダメだろ。そもそもヒーローものか何かと勘違いして見ちゃう人が多そうだけど、まるっきり別物だしな。ただ、マイケルキートンの演技はやっぱりアツイ』


 だね、それは認める。凄い。『ビートルジュース』で「ショウタイム?」とか言いながら股関こかん触ってた時とはなんか違う。

(;・ω・)


『あれはあれで好きだけどな』


 でもさ、『バード・マン なんちゃら』って再起をかけた舞台が最後に批評家に絶賛されるじゃん。でも、あんなんで絶賛とかおかしくね? あり得なくね? 毎日鼻をぶっ放すのか? 明日からの公演どうすんだよ? あれが奇跡だとか言われてもなんか納得いかないんだけどな。

(ー_ー;)


『俺としては脚本賞獲ってるイニャっちに対してそんな大言吐いてるおまえの方が納得いかないんだが』


 あ、“イニャっち”浸透してる (*´∇`*)♪ それにアカデミー賞関係者なんてどうせ金持ちとか成功者ばっかりだろ? だから主人公が最後に成功する映画が好きなんだよ。

┐(´д`)┌


『なにひがんでんだよ。著作権侵害のクズ野郎のくせに』



 (´;ω;`) 



『なんだよその顔は。同情してほしいならせめて脚本賞とは言わんがサラリーマン川柳大賞くらい獲ってみやがれ』


 でも、 (;つД`) でもさ……世の中には成功者じゃないヤツの方が遥かに多いんだよ。だから、だから、せめて失敗しないようにって、皆、必死で……必死で……頑張ってんじゃないかぁ……。

( TДT)


『泣くなよ。わかったよ、わかったって』


 柿ピーを……


『ん?』


 柿ピーを三つに割って三食分

 ( `・ω・ ´) キリッ


『考えてたのかよ! それサラリーマン関係ないし。ただの貧乏川柳だし』


 だから、例え報われなくても自分が大好きなリングの上で光り輝いたまま散った『レスラー』の方が好きなんだぁ!

(;つД`)


『おまえはきっと一生貧乏人なんだろうな……』


 うるさいやい!(。>д<)


『そんなことでいいのか?』


 ?


『さあ、行こう』


 え?


『行こう、おまえはやれる……おまえの力を世間に見せつけてやるんだ。俺と共に行こう!』


 は?……て、だいたい誰なんだよおまえ?

(;¬_¬)


『俺はおまえのもうひとつの人格、キャット・マン!』


 はいはい、どーせ、そんなオチだと思ってたよ……。

(=_=;) クッダラネ


(但し『バードマン』はもう一度見てみたいです。後のちにカンソウが変わる可能性が非常に高い映画でありました!)





 しつこいようですが、作中ご紹介いたしました鈴木りんさんは素晴らしいストーリーテラーです。私ごときにも裏表なく接して頂き、決して社交辞令で感想を書く方でもございません。今回も悪意なきことをメッセージしたうえで快くお遊びに参加していただきました。

 ましてや脅迫などするはずがございません。ございませんが……


 …… ( ̄▽ ̄;)今回はされるかも(笑)


 鈴木りんさん、ありがとうございました。

 (^ー^) 敬意を込めて。


   ── ペイザンヌ ──






【本作からの枝分かれ映画、勝手に三選】



★『モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン』(1979)

……“無知がもたらす予期せぬ奇跡”という副題を見て真っ先に思い出したのがこの映画。イエスはいなかった!というタブーをテーマに偶然、たまったま神の子に祭り上げられて“しまった”ブライアンの生涯を他には真似できないセンスで描く爆笑コメディ。その後の日本のお笑い界にも多大な影響を与えたコメディ集団モンティ・パイソンがついにキリスト教までをもコキ下ろす!



★『バットマン』(1989)

……いくらベタでもやはりこれだけは外せない。というか本作の前に絶対観ておきたい。本作でも「ジョージ・クルーニーには皆が気付くが俺には誰も気付かない……」なんて台詞がありましたがジョージ・クルーニーも四作目の『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』でバットマンを演じていたのは有名。今では考えられないすね(笑)



★『ハスラー2』(1986)

……1作目『ハスラー』(1962)から24年ぶりの続編。1と2の間でこんなに長い月日が経っているのも珍しい。年老いたポール・ニューマンがまるで1作目の時の自分のごときトム・クルーズと師弟関係となりやがて勝負に至る。新星だったトム・クルーズとベテランのポール・ニューマンの演技対決というのも見もの。第二次ビリヤード・ブームの火付け役、かつ、カムバック映画の金字塔。当時は“ナイン・ボール”もあまりメジャーではなかった気がします。

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