2017年夏アニメもラノベ原作づくし
こんにちは。またしゃしゃり出てきてしまいました。お久しぶりです。
みなさまは今期、どのくらいアニメをご覧になりましたでしょうか?
私にとっては『エロマンガ先生』がやはり最高すぎた3ヶ月間でした。
なんというか、作品の出来もさることながら、話題の作り方という面で非常に優れていたと思います。
妹の同級生が出てきた回の予告動画なんて、思わず私なんかも大声で
「大好きッ!?」
とびっくりしてしまいましたし。いやナニがとは言いませんがね……ゴニョゴニョ
人気作の主人公を出して全力でパロディしたあと「打倒電撃文庫!」とかブチ上げたりと、とにかく全力でやれることをやりきってる、という印象を強く持ちました。
よくネタで爆破されている竹書房さんやニコニコ本社さんのようなノリを想起させられますね。
原作者の前作『俺妹』のキャラを出したりというのも、実にニクいファンサービスだったと思います。
『冴えカノ』もあったクールでしたけど、クリエイターがクリエイターしてる作品ってなんでか今少し冷静に見られないので、少しメンタルが落ち着いてまいりましたら思う存分「加藤恵~~~~」と叫ぶオタクになります。
いや、エロマンガ先生もクリエイターしてる作品でしたけどね(笑)
あれに関してはファンタジーといいますか、ほどよく設定が浮世離れしていたのが幸いしたのかなあ、という気はしています。
まあそんなことはさておいて、不倫理君になりたいだけの人生でした。
そして、前回の更新で触れた『ひなこのーと』もけっこう好評のうちに終わったようで、放送中全力で応援した甲斐があったというものです(笑)
わかりやすいくらい萌え豚ですね。はい。
……ゴホン。
今期も多くのアニメが佳境を迎え、次のクールに視聴するアニメを吟味なさっている方が多いのではないのでしょうか?
このエッセイ、本当に前回で終了しようと思ってたんですけどね。
またラノベ、小説原作が多いクールがきてしまったということで今回も更新しなければ……! という思いがまた湧いてきまして……
以下、来期のライトノベル・小説を列記していきます。
『ナイツ&マジック』
→
ここカクヨムさんで連載されていた作品が書籍になっていますね。
『異世界食堂』
→犬塚惇平氏によるライトノベル(ヒーロー文庫刊)。異世界からきた人々に料理をふるまう作品。こちらも「なろう」さん発。
1巻が出た当時からヒーロー文庫さんのプッシュがすさまじく、私の勤めていた書店にもドーンときましたね。普段の文庫新刊と比べて2~3倍くらいの冊数だったと記憶しております。
『異世界はスマートフォンとともに。』
→作者は冬原パトラ氏。発行はHJブックス(ホビージャパン)。
先に挙げた2作と違ってちょっと大きい一般書籍(四六判)ですね。タイトルで内容が説明されている「なろう」さんの作品はこう紹介する時非常にわかりやすくて助かります(笑)
投稿サイトに作品を置いている身として、やはり書籍化からアニメ化という王道を経た作品というのは気になりますね。
『ようこそ実力至上主義の教室へ』
→作者は衣笠彰梧氏(MF文庫J)。挿絵のトモセシュンサク氏と以前よりタッグを組みゲーム作品を発表していることは、知る人ぞ知る感じ。
アニメ化決定前から書店員時代にプッシュしたこともある作品です。やはり順当にアニメ化きたか、という思いです。
『ゲーマーズ!』
→作者は『生徒会の一存』の葵せきな氏。こちらも書店員時代に注目していた作品。レーベルは『冴えカノ』と同じ富士見ファンタジア。
『天使の3P!』
→まったく、小学生は最高だぜ!! ……ハッ!? 失礼しました。
作者の蒼山サグ氏と挿絵のてぃんくる氏は前作『ロウきゅーぶ!』のコンビとして電撃文庫ファンの方にとっては非常に馴染みが深いと思います。
3Pというのはバスケのスリーポイントシュート、ではなくスリーピース。小学生ロックバンドのお話となります。
『終物語』
→西尾維新氏のご存知『物語』シリーズ(講談社BOX)。
『化物語』以来、いやはや息の長いシリーズです。ほんとに。
『バチカン奇跡調査官』
→作者は藤木
『DIVE!!』
→森
『カラフル』など文芸分野の代表作多数の方なんですが、本作は飛び込みを扱ったスポーツものとして、かつて映画化もされたことがあるくらい元々メジャーな作品でもあります。それだけにこのタイミングのアニメ化、びっくりしましたね。
『無責任ギャラクシー☆タイラー』
→作者は吉岡
5分という非常に短い枠ではありますが、93年の『無責任艦長タイラー』以来24年ぶりのアニメ化ということで発表時大きな話題を呼びました。
『クリオネの灯り』
→イースト・プレスさんから書籍化されたネット小説が原作。
監督は「石川プロ」として知られる方でシナリオやキャラクターデザインにナチュラルレイン氏。名前に傘のマークをつけておられたのでよく覚えています。カクヨムさんにもいらしてましたね。
乃木坂の子が主演らしいです。
『妖怪アパートの幽雅な日常』
→
作者は2014年に急逝。文庫担当時代よく動いたのでお世話になっていたタイトルでしたのに掲載が漏れていましたね……すみません。追加させていただきました。
さて、いかがでしたでしょうか?
やはり小説原作はKADOKAWAさんが多いですね。
対して今回のライトノベル枠は非KADOKAWAさん色も濃いのが特色として挙げられるかもしれません。「なろう」さん枠の3作がそうですね。
……といっても、コミカライズはKADOKAWAさんがガッツリ絡んでいるので無関係というわけでもありませんけども。
それにしても……
『地獄少女』『最遊記』に『魔法陣グルグル』さらには『タイラー』ですか……
ここ最近こういう感想抱くことも珍しくはないのですが……
あれ、今2017年ですよね?(笑)
『戦姫絶唱シンフォギアAXZ』や『Fate/Apocrypha』『NEW GAME!!』あたりが特にツイッターのタイムラインを賑わしそうですね。
ufo版とうらぶこと『活撃 刀剣乱舞』も、別ゲームですけど普段からDMMゲームスさんのゲームに触れている身としてはやはり気になるところです。
私はゲームセンターに置いてある某クイズゲームが好きでして。
学生の競技クイズを舞台にした『ナナマルサンバツ』をいちばん応援したいところです。
高校生クイズとかQさまとか、頭脳王決定戦とかが好きな方ならハマれるはず。
一見して地味に見えるかもしれませんけど、アツいですよ。
そして、これも原作がKADOKAWAさん(ヤングエース)なのですよね。話題になって欲しいですし、さらに言えばクイズ業界全体も盛り上がって欲しいですね。
作者さんの
あと少年マガジンを購読していた頃から好きな『アホガール』。
『
それ以外で個人的に注目しているのは『メイド イン アビス』『セントールの悩み』『将国のアルタイル』などでしょうか。
時間が許すならできるかぎり色々と追っていって、いいエッセンスを自分の創作にインプットしていきたいですね。
というわけで、またこんなことを書きたいだけがために出てきてしまいました。
長文乱文ご容赦を。
それでは、みなさまの楽しいアニメ視聴タイムと、よき原作との出逢いを願いまして……
私書店員、ラノベ担当。 コミナトケイ @Kei_Kominato
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます