• 私書店員、ラノベ担当。

  • 第4章 書を捨てず、町へ出よう イベント回顧録
  • 関西最大級! 超大型イベントに行こう!(前編)

関西最大級! 超大型イベントに行こう!(前編)

 先に投稿した外部イベント編では雑誌関連のものでしたけれど、今回は文庫担当として参加したイベントについての更新となります。

 ただ、あらかじめお断りしておきますと、ライトノベル成分はまたしても薄いです。すみません。


 今回の更新とこれまでと大きく違うのは、ひとつの出版社さんが主催するような企業単体のイベントではなく、名だたる出版社さんが大挙して集まる、地域屈指の大イベントであるという点です。

 そのため今回お話させていただく書店員さん限定参加のイベントは、個々の利害を大きく超えた、出版業界が一体となった性格のものだということをまず頭に入れていただけると助かります。

 

 今回はイベント名が記されたパンフレットが現存しているので、その名前を明かすこともできるのですけれど、はっきりと書いてしまうと問題があるかもしれません。なので、そういうイベントがあり、おそらくは現在も定期的に開催されているだろうということだけ述べるに留めさせていただきます。


 

 場所は比較的最近の再開発事業の一環で建てられた、関西屈指の大型多目的施設。超有名ファッションブランドも非常に多く軒を連ね、関西の最先端を発信する新名所として、非常におしゃれな雰囲気を醸し出しています。


 

 いやはや、またもやオタクにとって厳しい場所で開催されたものです……(笑)



 その地下に、数百人から千人は入るだろうかという巨大な会場はありました。

 そこでは、全国からこの日のために大小ありとあらゆる出版社の営業さん方が一堂に会し、それぞれのブースで会場を回っている書店員さんを引き留めるべくしのぎを削っているではありませんか。

 

 そうですね……オタクのみなさまでしたら、地方の中規模同人誌イベントが開かれるような「箱」だと言えば少しイメージが湧くでしょうか。

 行ったことがないのですけど、文学フリマもそんな感じなのでしょうかね。

 

 そのイベントに参加して得られる最大のメリットは、普段と違い、書店員さんが出版社の方々と、直接顔を合わせて注文部数の交渉を行うことができるという点です。

 注文の時ビジネスライクなFAXや電話などでしか縁がなく、なかなか出版社さんの顔が見えない、といったケースも多いであろう書店側にとって、直接交渉ができるというのはとても大きい。



 詰まるところどんなイベントだったかといえば、書店員さん向けに出版・取次業界が主催する大型商談会です。


 

 出版社さんもこの好機に多くの書店さんから注文を取ろうと躍起で、ここぞとばかりにそれぞれの売れ筋商品をガンガンアピールしておられたのが印象深かったです。


 ほかのところから参加されていたであろう書店員さん方も、熱心に話を聞いておられました。


 盛況なところですと待ちができていたりするところなんかもあったりで、書店員さんにとって人気の出版社さんがどういったところなのか、というところもうかがい知ることができて興味深かったですね。


 書店員さんには個々のブースを訪問すると押印してもらえるスタンプラリーも合わせて開催され、全部集めると図書カードがもらえました。

 そのため、私のところの書店も、文庫担当の方と店長さんと合わせて3人で、よくお世話になっているF社さんなどをはじめとした色々なところを回らせていただきました。

 


 大小さまざまな出版社さんがいらっしゃるということはですよ、当然、カドカワさんも例外ではありません。

 文庫・ライトノベル担当としては是が非でも行かせていただきたいブースであったことは言うまでもないでしょう。

 

 ただ、担当の人の仕事が終わるお昼まではどうしても書店から出ることができなかったため途中参加にならざるを得ませんでした。

 後半でお話するトークイベントに顔を出したり、本以外の商材を扱うお得意先様などへの挨拶をしているうちに、別の部屋で行われていたコミックブースの交渉が締め切られてしまいました。

 カドカワさんの場合どうやらそこがライトノベルも含めた窓口だったらしい(?)ということを聞いた私は意気消沈し、そのまま会場を後にしたのです。


 ――が。


 このお話を書くにあたりその時のパンフレットをパラパラめくっていたのですが……SBクリエイティブさん(GA文庫の出版社)などの他社さんとの交渉はその時点でも本会場で受け付けていたみたいなので、もう少しじっくりと回っておくべきだったかなあと少し後悔が残りますね。 


 ブースは各出版社ごとにあいうえお順の並びだったのですが、ずっとSBさんは「ソフトバンク」で見てたから、アルファベット読みのエスビーで登録されていたことに当時たぶん気付いてなかったですね……(苦笑)


 全体を回ったはずなんですけどもお話を聞いた記憶がないので、たぶん見落としてましたわ(笑)

 

 ……なんというか、すみません。



 前半はこういったイベントがありましたよ、という紹介に割かせていただきました。先程少しだけ触れましたが、後半はある作家さんのトークイベントに出席させていただいたことについて、書かせていただきたいと思います。

 作家さんのお名前はお出しできないかと思いますが、おそらくわかる方にはわかるかなと思います。現状そんな書き方しかできず申し訳ありませんが、それでもよろしければ次回の内容もお楽しみに。

 

 それでは、書店・流通業界全体から怒られない限り、またお会いしましょう。

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