死についての詩
そっちはどうだい?
少し生活に慣れたか?
困ることはないさ
どうせ生きたって意味がない
人間関係はどうだい?
またどうせクソだとか言ってるんだろ?
それも当然さ
人間なんてクソとしか思えない
いつか君は
純粋無垢な子供の時代を羨ましがるだろう
そして
あの頃の自分に戻れたらなぁと
思うに違いない
現在はどうだい?
つまらなすぎて
理不尽すぎて
生きるのが辛いだろう?
じゃあ何故死なない?
どうせそんなことを呟いては生きたいのだろ?
俺はどうかって?
俺はお前と一緒だよ
「生きることが素晴らしい」って有名人気取りが言うけれど
所詮それはキレイ事
全然あてにならない
苦難を超え歩んだ奇跡
壮絶な人生の故の天国
物語のお伽話でも反吐が出る
生きててなんて意味が無い
死にに行くようなもんだ
こんな腐敗した世界に
何を求めたって意味が無い
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