第65話 吾輩『ゲリラ』を受ける

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「くぉおおおおーーー!!やばい!!」

「旦那?」


吾輩はトイレに走る。こもる。

くそ・・・ゲリラ戦争だ。これは肛門活躍筋との戦いだ。

「あの・・・・いちごぱんか・・・」

「どおりでいつもと違うと・・・」

「くそーーーーーーーーー!!許さんぞ!!絶対に許さんぞ―――!!」


吾輩は考える。

あの小娘・・・笑顔の理由はこれだったか・・・。

くそ・・・やられた・・・毒を盛られるとは・・・。

野郎・・・絶対に許さねぇ――――!!


吾輩は部屋に戻り考える。

パナマ文章というものについて。

報道されないという声がある・・・。けど、報道してた。

朝日テレビである。色々問題もあるテレビである。

けど、しっかり報道してた。朝の番組で・・・。8時からでした。

わかったことがある。

あれは、60人のジャーリスト達が調査し、情報を集め、出したらしい。

すごい。見返りを求めたわけでないだろう。

そして、ニュースキャスターたちが話あっていた。

これは・・・良くはないと。

違法ではないけれど・・・これって。

日本だけの問題じゃないと言っていた。世界で取り組まなきゃいけない問題だと。

そうだと思う。

62人富族層が世界の半分の富を持っているとも言っていた。

70億近い人間がいて・・・62人が半分を占めている。

別に奪えといっているのではない。世界の在り方が歪になっていると言っている。

だから、これを機に考えなければいけないんだ。

こういうことをやっていいのか?そういう問題提起をジャーナリスト達は出したのだと思う。

さぁ、みんなで考えよう!!


吾輩は考える。

アイデンティティという言葉。

自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。

きっと、自分という存在の定義なのだろう。

けど、変化はする。環境や時間でなにもかも変わってしまう。

何が残るのだろう・・・。

姿・形も変わる・・・。一度として同じ瞬間というのはあるのだろうか?

さようなら、アイデンティティよ!!

意外とこの曲好きなんだよな。頑張ってほしい。


吾輩は考える。

今・・・暇である。けど・・・これは暇つぶしと言えるのか。

まぁ、理由があって暇なのもある。

暇を潰す。別に潰す必要もないな。

暇とは仲良く付き合っていこうと思う。

お暇さん、よろしく♪


吾輩は眠りにつく。


≪つづく?≫

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