第37話 吾輩いのしし年のB型について考える

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那お目覚めですか?」

「うん・・・やっちゃったな」

「いつも通りですよ」

「そうね・・・こればかりは」


吾輩は考える。

いのしし年のB型について。

とんでもない、猪突猛進である。後先を考えてない。

これは・・・悪いことでもあるな・・・。

けど、あれをやって後悔はしていない。反省はしてるけど。

どうにか、届くといいな。俺の気持ちが・・・。

文章が下手過ぎて届かないかもだけど・・・。


吾輩は考える。

後悔後先立たずという言葉の意味を。

その通りだ。後悔とはなんの役にも立たない。後にもとっておいても意味がない。

先にもとっておいても意味がない。反省は必要だけど。

省みるんだ・・・自分のした行いを。反対・・・なのかはわからない。


吾輩は考える。

いつになったら、春がくるのだろう。

待ち遠しい。桜でもみて気分をあげよう。それしかない。

今、変な気分が続いてるからな・・・よくない。


吾輩は考える。

単純ということを。

単なる、純粋。そうだ、純粋でいいんだ。

だから、吾輩は単純バカである。

純粋なバカでありたい。


吾輩は考える。

頭がいいことって得なのかを。

そうだろう。得にきまってる。わかりきっている。

頭がよければ色んなことを突き詰めて考えられる。最適な答えを見つけられる。

そうすれば、もっと色々できる。

もう少し、学習も必要だ。吾輩には。


吾輩は考える。

4月のライオンの話で編集のことを言ってしまったことを。

あれは、あの話の編集であった、世にいる編集さんすべてではない。

編集さんも命がけだろう。たまに編集のお仕事的なものを除くと貫徹でずっと働き続けたなんてものもあった。情熱で人は動いている。

あの話も一方的な話を見たのでどうかはわからない。

貫徹で機嫌が悪く、頭が回らなかっただけかもしれない。

そうしておこう。その方が、幸せな結末だ。


吾輩は考える。

かくよむで・・・消されたらどこにいこう?

ヒストリエというのも少し惹かれていた。絵がついてる。

背景も。簡易的に漫画を作成できる場所・・・。漫画まではいかないか。

イラストが多量にある・・・わけではない。合ったものを探すのは結構手間がかかりそうだ。それに、まだ量が少ない。

吾輩の物語を完成させるにはあの量ではな足りない。

もし、消されたらそっちを覗いてみよう。


吾輩は眠りにつく。


≪つづく?≫

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る