第3章
第3章のはじめに 主な登場人物紹介
第3章のはじめにおける 主な登場人物を紹介します。
※第2章までのネタバレを、含んでおりますのでご注意ください。
本章より、ルーク、ディラン、トレヴァーの仲間となる”者たち”が登場します。
【主人公】
●河瀬 レイナ(かわせ れいな)
事故死し、魔導士アンバーより異世界にその魂だけが誘われた15才の少女。
彼女の魂は本章でも引き続き、アドリアナ王国の第1王女であるマリア王女(17才・168cm・白い肌に金髪碧眼、西洋系の超絶世美少女)の肉体の中にある。
自分の目の前で優しかったアンバーが死に、そして彼女の遺体すら風に運ばれてアポストルとなった光景を見たため、酷いショックを受けている。
【やがて英雄となる”青年たちのうちの”3名】
●ルーク
くすんだ金髪と榛色の瞳の青年。18才。身長183cm。ディランの幼馴染。
肉体労働を生活の糧としてきた平民。
少し利かん気な雰囲気の持ち主であり、行動力と瞬発力もなかなかである。
デブラの町で、アポストルより”やがて英雄になる”との啓示を受けた。
●ディラン
栗色の髪と瞳の青年。18才。身長183cm。ルークの幼馴染。
肉体労働を生活の糧としてきた平民。
優等生っぽい雰囲気の持ち主で、慎重であり、観察眼もなかなか鋭い。
デブラの町で、アポストルより”やがて英雄になる”との啓示を受けた。
●トレヴァー
褐色の肌、鳶色の髪と瞳の青年。20才。身長203cm。
肉体労働を生活の糧としてきた平民。
筋肉隆々、非常に逞しい肉体の持ち主であるが、穏やかで優しい性質。
デブラの町で、アポストルより”やがて英雄になる”との啓示を受けた。
【悪しき者たち】
●フランシス
得体の知れない魔導士の男性。外見は30代ぐらい。身長188cm。
腰まで伸びた銀色の髪、エメラルドグリーンの瞳で、夢のような美しさを持つ。
余裕綽々といった感じで、非常に丁寧な話し方をし、またその話が結構長い。
過去は不明。ただ、おそらく100年以上生きていることと、不老・空中浮遊の特性を持つ神人の力を手に入れていること、自分の喉を剣で貫いたことがあることは判明している。
アンバーの命が失われてしまったことにより、”現在は”アドリアナ王国にちょっかいを出すのは控えるそうだ。
●マリア
アドリアナ王国の第1王女。ジョセフの妹。17才。身長168cm。
天使か女神のごとき超絶世の美少女であったが、残虐で淫蕩な悪魔の心を持っていた。
戦いのどさくさに紛れてアンバーを殺害したことにより、フランシスをブチ切れさせ、その魂すら八つ裂きにされた。
●オーガスト
人形職人の平民。18才。身長181cm。
金髪と栗色の中間のような髪の色、線が細く儚げな印象を与える青年。
マリアに身も心も奪われており、魂のひとかけら(人形の頭部)だけになったマリアをフランシスの手より奪い、逃走したが……
●サミュエル
フランシスの同士であり、高名な魔導士の男性。
●ヘレン
フランシスの手下の女性。
●ネイサン
フランシスの手下の少年。
【アドリアナ王国 王族ならびその関係者】
●ジョセフ
アドリアナ王国の第1王子でマリアの兄。21才。身長189cm。
金髪碧眼の近寄りがたいほどに高貴な美貌の持ち主。
生真面目で非常に責任感の強い人物であったが、その性格を面白がるマリアやフランシスに何かとおちょくられていた。
戦いにおいて、幼き頃よりずっと自分の側におり、また愛しくも思っていたアンバーを妹・マリアに殺害されて失った。アンバーの最期の地で慟哭の声を天に響かせた。
●アンバー
アドリアナ王国に仕える魔導士の女性。19才。身長168cm。
レイナの魂をこの異世界へと誘った人物。茶色い瞳と髪の美人で賢く優しい女性。
戦いにおいて、マリアに殺害され、ジョセフにその淡い胸の内を告げることなく、わずか19年の生涯を閉じた。だが、彼女の魂ならび肉体は、アポストル(この世を守る大きな存在)となり、風に運ばれていった。
●カール
アドリアナ王国の魔導士の中でも強い能力を持つ男性。22才。身長185cm。
長年ともに修行を積んできた仲間であるアンバーが殺されアポストルとなり、涙を流した。
●ダリオ
アドリアナ王国の魔導士の中でも強い能力を持つ男性。22才。身長185cm。
長年ともに修行を積んできた仲間であるアンバーが殺されアポストルとなり、涙を流した。
【第1章で登場した者】
●ジェニー
平民の少女。15才。身長162cm。
デブラの町の宿で、宿の女将とともにレイナに「ほんのわずかな間の安らぎ」を与えてくれた明るくて愛らしい少女。
祖父は元・魔導士とのこと。レイナは彼女とは、またどこかで会えるような気がしていた。
【謎の者】
●ゲイブ
蜂蜜色の巻き毛で、黄金の瞳の6~8才ぐらいの愛くるしい少年。
デブラの町の宿で光の玉とともに現れ、アポストルからの啓示を伝えた。
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