第10話

【恋愛裁判→恋愛マニュアル】#2

 私の浮気がバレる前に、彼の浮気を知るとは思わなかった。

私は彼の浮気を知ると、すぐにマニュアルを開いた。


 次の日、私は彼を教室に呼び出すととにかく攻めた。自分が浮気をしている事なんて棚に上げ、とにかく攻めた。

「何で、何で!」

「いや、その、ごめん。」

「私じゃダメなの !」

「彩の事は、そりゃ、好き、だよ。もう金輪際心入れ替えるよ。ねぇだから執行猶予で。」

最近朝也は、私が弁護士になりたいのを知ってそういう用語を使ってくる。

「何言ってるか分かってるの!私が居るのに何で、何で。」

「ごめん。」

「朝也!貴方は有罪よ!ギルティ!」

「何だよ、ギルティって。」

そう言って彼はニヤけた。

「笑い事じゃ無い。」

私はむくれる。彼の笑顔には勝てない。

私も彼の事が好きなのだ。

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