【恋愛裁判→恋愛マニュアル】

第9話

【恋愛裁判→恋愛マニュアル】#1

 流行の「何とかコーデ」で彼と街を歩く。

彼とは出会ってまだ1週間しか経っていない。そろそろマニュアルのステップBに進む頃だ。

「この本に書いてある通りに行動すれば、叶わない恋はない。」この本に書いてあったそれに笑った私は、興味本位でこの本を買った。

マニュアルの力試し。というか、本当なのか気になって、ずっと気になっていた彼に、マニュアル通りに近づいた。「こけろ。」とだけ書かれた2ページ目のおかげで私と彼は付き合うことになった。

「前田さん。」

彼氏の朝也ともやが私を呼ぶ。

「だから、さやかで良いって何度言ったらわかるのさ。あと、敬語もな〜し。」

「じゃあ、あの、おい、なあ彩、さん?」

「おい。って。笑える。」

朝也のこういうところが好きだ。

目一杯この人と楽しみたい。

今という時を彼の隣で過ごして、楽しい時間を作りたい。

まずはマニュアル通りに。


〜ステップB〜

浮気をしろ。すぐバレろ。


 ビックリして吹きかけた。

「だいじょうぶ?彩。」

「あぁ、うん。だいじょうぶ。」

「浮気をしろ」か。相手は誰でも良いらしいし、すぐバレないといけないから…。

彼の親友の平良ていら君なら彼女も居ないみたいだし。良いんじゃないかな。

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