40meter Mix up

幻典 尋貴

【プロローグ→少年と魔法のロボット】

第1話

【プロローグ→少年と魔法のロボット】

#1

 愉快な歌声が響く、レンガの街。

小さな赤レンガの家の小さな自分の部屋の中、少年 とおるは小さな声で歌います。それでも耳の良い父親にはトオルの歌が聴こえたようで、部屋に怒りに来ました。

「何度言ったらわかるんだ。家の中で歌うなと言ったろ。耳障りだ。」

「で、でもお父さん。今度のは自信作なんだ。ドレミファロンドって言って、お父さんも気に入ると思うよ。」

「うるさい!歌うなったら、歌うな!」

父親はドアを大きな音を立てて閉め、自分の部屋に戻って行ってしまった。

外で歌えるわけ無いじゃ無いか。歌ったら笑われるかもしれないし、お父さんは歌うと怒るし。

「でも、歌う機会があるなら歌ってみたい」というその思いはとても強く心にありました

 時計台のあるこの街では毎年秋の夜に時計台の完成記念日を祝って「新祭」が行われます。

毎年時計台前の広場は賑わい、出店がたくさん出ます。

広場の中心のステージではダンスやヒーローショーそして、透の大好きな音楽発表会が行われます。今年はトオルの父親が審査委員長です。

トオルはこの日のために歌を作ります。

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