第68話回想16
俺の前世は事故を起こして・・そして只とまでは行かないが格安な値段で手術を受ける代わりに俺は「不法滞在の外国人への襲撃と排除」を命令をされたのだ
そして先程の仕事は同じ様な境遇の人間や過激な民族主義や外国人の排外主義者も交じりながら俺は先程の不法滞在人の襲撃を繰り返したのである
だからこそ前世で俺がしてきた事と言うのは余り他人に胸を張って誇れる様な事を残念ながら出来なかったのである
そう前世を振り返れば俺の人生の後半と末期の部分は殆どが血生臭い出来事をしていたのだ、何しろ人殺しや其の片棒を担いでいる事をしていたからだ
だからこそ俺はこの様な呪われた様に毎日とまではいかないが、毎週凄惨的な活動を死ぬ事によってやっと解放出来たんだ・・そう思った
だが俺は自分の前世でしてきた事が決して誇らしいと思った事は全然無い・・確かに一部の人間は「英雄だの」、「忠告の志士」という声も陰ながらチラホラ聞こえたのだ
だが多くの人間の声は反対で「武力によって物事解決しか出来ないバカな連中」という評価の方が断然多かったのである
何しろ其方の批判的な声の方が未だ人間らしいと俺は思っているのだよ・・未だ批判的に言われたら「未だ俺達を真人間と呼んでくれるだけのチャンスをくれている」と思えるからだ
だが俺が今目の前でした此の行為は果たして「真人間」がした行為と成るのだろうか・・そう今俺が目の前でした行為は「胸糞悪い行為をした奴らを腹がたったので射殺をした」という行為だ
だが此の行為は傍から見れば「5人位の刃物や刀を持って人を襲おうとした・・だが其の男は正当防衛をする為に仕方が無く自動小銃で5人組の男の頭や体に撃ち込んで殺した」という風に見て取れるのだ
だが俺は目の前の死んだ男共に対して。殺した事に対しての後悔の念や反省の念という存在は残念ながら持ち合わせていない
そう其れ程俺は目の前の男共を殺した事に対して反対に良かったと無性に思えて来たのである
さて俺は新しく自動小銃の弾倉を新しく召喚をして・・そして念の為に自動小銃用のサイレンサーも召喚をしといた
そして弾切れになった弾倉を其処ら辺に捨てて・・そして俺は放心状態に成っている少女達を俺自身の拠点であるキャンプまで運んで行こうと思う
俺自身は前世では残念ながら精神ケアをする・・まあセラピストの資格や免許を残念ながら持ち合わせてはいなかった
だが俺と同じ様に外国人の排斥運動をした同業者の中にセラピストの資格又は免許を持ち合わせた人がいたのだ
だからこそ俺は暇つぶしに其の人から「精神のセラピーをするコツ」を見様見真似だけども其の人から学んだのだ
因みにだが最終的に俺にケアの知識教えてくれたを其の人は反政府系の組織のある事務所に襲撃を一緒に、と言っても・・まあ大体10人単位で襲撃を掛けた際に其の人は先程の組織が雇ったヒットマンにより物の見事にヘッドショットされたのである
そして完全にお陀仏状態に成ったのだ・・其れでも最終的に其の反政府系の組織の事務所は先程の組織にとって其れなり重要な事務所だったらしく
其れにより先ほどの反政府系の組織は本部を移転や組織の細分化に寄りを組織の
壊滅の遅れする為に鳴りを潜めなければ成らない程に組織の弱体と壊滅化が出来たのだ
そしてヒットマンは捕まり集団で凄惨なリンチを受けていたのである・・そう先程のヒットマンは先ほどリンチに最終的に耐えきる事が出来ずに精神崩壊を起こしてしまったのである
因みにだが俺は先程のヒットマンのリンチをする様な事はしなかったので当然の如くヒットマンがどの様な拷問を受けたのかは当然知らないし・・そしてどの様な末路を辿ったのかすら知らないのである
そして少女を助けようと動いた時に奥の方だが草を掻き分けて歩く様な音が聞こえてきたので「近くで銃の音が聞こえたので・・もしかして仲間が敵に襲撃を受けているかも知れない・・そして最悪仲間が襲撃を受けて死んでいるかも知れない」と言って山賊の親分が部下に対して命令を下して偵察に向かわせたに違いない
だからこそ俺は草むらに身を隠しながら先程述べた山賊の偵察隊を待ち伏せして襲撃をかける・・詰まる所の「ゲリラ戦法」を敵に掛けるのである
そして俺は敵が来るまで待ったのだ・・相手は此れから殺される事も知らずに此方に向かっている。
さあ敵がどの様な顔をするか楽しみだ
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