第10話追い掛けし者は・・

今俺は行動を起こしていない状況に居る・・理由として挙げるならば「追い掛ける鬼役の存在が2足歩行型のロボット」と言うだけの状況下では「其れらしいロボット」が残念ながら見当たらないのだ


さて馬でも召喚をしますかね・・何しろ先程の鬼ごっこの設定は馬は自転車に相当をしない・・と言うか乗ってはいけませんと言う記述が何処にも書かれて居ないからなあ


此れが「元英雄がそんな狡賢くて卑怯な行為をして恥ずかしくないのか」と言う声が聞こえそうだが・・だが俺自身は今すべき事は「試練の達成」と言う事が最上級の課題だ


だからこそ俺が成すべき事は「試練の達成」である、其れに俺は今英雄と呼べる器でも無いのだ・・前世でも仕方が無く「英雄」をしていたのだ。


そして追い掛ける鬼の姿が見えたのである・・其れで其の鬼の格好を見て俺は唖然をした「何でSS そうナチス親衛隊何だよ」そう俺は思ったのだ


と言う事は此の追い掛ける場所は「ベルリン」と言う訳なのか?否今は落ち着け見た感じ相手は「装甲車」た「戦車」そして「偵察車両やバイク」に乗って居ないのだ・・そして此方は馬


そう馬なのだ基本的馬は自転車より早いのだ、そして此の馬はアラブ(種)で耐久力に優れているのだ・・だからこそ多分だが2時間走り続けても別段大丈夫だろう


其れにいざと成れば又アラブ種の馬を召喚をして走り続ければいいだけの話だ・・そして其れを繰り返して往けば「2時間」否「身体能力+自転車と同じ」と言う風に成れば「4時間」も馬に乗り続けなければ成らないのか・・大変だなあ


だが今は逃げる事だけを優先にして考えなければ成らないなあ・・そして此の馬に無理をさせない為に2時間位経ったら御暇をさせて挙げて自由な人生を否馬政を挙げなければ成らないな


まあだから向かう方向は「草原の有る方向」に走らせる必要が有りそうだ・・そして馬を召喚をした時に「鞍や鐙そして馬鉄、手綱等の一式」が一通り揃っていたのだ


だからこそ次の馬も召喚をしたら同じ様に「乗馬用の道具の一式装備済み」なのだろう・・さて敵さんから逃げるとしますかね


それにしても此の街の建物は否多分だが此のベルリンの街並みはやたら大きな建物が有るのに道路とか確りと整備をされているなあ


そう言えば昔なんかの本で「ゲルマニア計画」と言う「都市開発計画」を思いだしてしまった・・もしや此の街並は「ドイツの首都ベルリン」じゃなくて「ドイツの首都ゲルマニア」がモデルなのかも知れない


だって「ブランデンブルク門」が見える先に巨大なドームが確認する事が出来たのだ・・そう俺は前世趣味として「インターネットの地図サイトで世界の首都を眺める」と言う事をしていた


其れでベルリンにはブランでブルクの先に「あの巨大なドーム」は存在しなかった、と言う事は此の空間は「第二次世界大戦でナチス・ドイツが徴兵器を用いて連合国軍を蹂躙をして勝利した又は第1次世界大戦でドイツ帝国が勝ち又は武装中立をした世界線なのか


又はアメリカが中立国宣言をしてソ連が内部分裂を起こした隙にドイツがロシア侵攻をして占領をして利益を貪ってゲルマニア都市計画の実現と完成が出来た世界軸のベルリン」を駆け巡る事が出来るとは思いもしなかった


だから先ずは観光がてら・・目の前の巨大なドームに向かい走り出すか

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