鷹城先輩は不治の病におかされている

作者 紅子 縁璃

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★★★ Excellent!!!

――

学園もの、人が死なないミステリー。

ミスドことミステリィ同好会が、校内で起きた日常の謎や軽犯罪を暴きます。

謎解き自体はかなり軽めで、小話を読み進める感覚です。これはトリックを暴くというより、鷹城先輩を始めとする登場人物たちの掛け合いを楽しむキャラミス要素が強いです。

語り部のモノローグに対して周りの女子部員たちがツッコミを入れて来る形式が、とにかく面白いです。
一人一人の口調から仕草までしっかりとキャラ立ちしていて、造形力に感心しました。

中でも、鷹城先輩は群を抜いて作り込まれています。
辛辣かつ理屈っぽい性格は探偵役にはよくあるタイプですが、推理に入るなり前髪をあげてカチューシャ付けて首をメトロノームのごとく左右に振り始める、という「決めポーズ的なバンクシーン」がとても印象的。

1つの話につき40話以上もあるため、初見で引く方もいるかもしれませんが、1話あたりの文字数が少ないため長く感じません。
むしろ話がブツ切り過ぎて散漫になるので、文字数を増やして話数半減させても良いですね。

やはり探偵と助手がきっちり練られている小説は、それだけで「勝ち」です。これからも読み続けたいと思いました。

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