希望のドワーフ 三峰・D・愛音
HP:6000 MP:100 役職:龍駆り 種族:ハーフドワーフ 性別:女
装備:貫きのギガス 固有能力:超力
:学園制服 :堅牢
:璃々のリボン :死中の活
:龍和の尊び
:種族差修正無視
愛音は母親の死をきっかけに、龍駆りとなった。
ドワーフは多数の部族から成り、響派と璃々派に大別される。
響派はエルフの排斥、撲滅を思想とし、璃々派はエルフとの友和を望んでいる。その、かつての璃々派の族長と、人間の間に生まれたのが愛音である。
勇猛な母親と、穏和な父親の間で育った愛音は、逞しくも優しい少女へと育った。甘やかされて育ったためか、多少抜けているところがあるようだが。
しかし、ドワーフが一般的に抱える、エルフに対する敵愾心。それが愛音に皆無なのは、まさにこの両親の導きの賜物と言えるだろう。
響派と璃々派の争いにより、族長であった、母親が亡くなってからは、その跡を継ぎ、若干15歳で族長の座に就いた。以来、璃々派のリーダーとして、先頭に立ち続けている。前向きな思考と、愛らしさ、龍駆りという地位、そして何より、他種族に対する、偏見が無いその在り方は、ドワーフとしては異端であり、同時に新たな風でもあった。今やそれは、凝り固まった、古い意識を吹き晴らし、璃々派は、これに賛同する者の集いとなるまでに至った。
そこに達するまでの道のりは、決して楽なものではなかったが、それでも、母親の本懐を遂げるまで、彼女は、ひた走り続ける――自身の身を、犠牲にしてでも。
先頭に立ち続ける、ということは、着いて来る者が居るということだ。しかし、彼女と肩を並べられる者は、居ない。
今のところは、であるが。
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