第157話 祈りの女神【魔王編【中編3】】
実力は、十分に解った。これなら連れてっても足はひぱらないだろう。
図書館に行く為には、このパズルを必ず解いてからじゃないと認められた者しか入れないシステムになっているが、とけるかなマリアちゃんとやら?
カゼフは、マリアにパズルを渡すも直ぐに戻される。やはり子供なだけあって難しかったのだなと納得してパズルを見ると完成してある。
これは、驚愕な事実で普通この短時間では、どのような事をしても解ける訳がないのだからそれを手渡して直ぐに解けるとは、スノーちゃんの娘天才ですか?
「この子私になのよ?」
「そして、更に天才だから驚いちゃうのよね」
「ちなみに、カゼフのお父様てどこかに封印されているのでしょ?」
「そうだがなぜそれを君が知っている」
「それは簡単な事よ?」
「マリア見せてあげなさい」
「はい、お母様」と僕は、言われるがままに魔法を起動する。召喚魔法展開『堕天使ルシファー召喚』
あたりが雷が赤や青い色のが散りばめるように、降り注ぐ――
そして、そこには、見覚えある顔がいた。
「親父じゃねぇか!」
「復活したなら戻って来いよな?」
「汝何奴!?」
「俺の顔をよくみてください」
「お前の顔など見るよりこの可愛い娘に養ってもらった方が我は、嬉しいぞ――」
「お母様?」
「どうしたのマリア?」
「この国は、狐族の愛が飢えているのでしょうか?」
「それは、この後話すわねと二人で話すから安心してね」
「解りましたお母様」
「取りあえず召喚解除」
「その言葉で、堕天使ルシファーは、消えていく――」
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