第108話 お爺ちゃんの家に長くお泊り【外で召喚魔法にてイベント③:休憩と計画1】

 元気に姉妹のウィンとマリアが食卓にあるソファに、二人で座る――二人の顔は、疲れたと言う顔をしている。


 姉妹は、笑顔で、お爺ちゃん達お手伝い有難う御座います。


 二人は、ソファから降りて一人一人のお爺ちゃん達に、頬にお礼のキスをする。


 何故か何人かのお爺ちゃん達は、固まってしまったが、よしとする。


 そして、いつものように、お爺ちゃん達が料理を作る――僕は、今回ちょっと疲れているので、お姉様とじゃれあっている。


 お姉様に、耳かきをしてもらったり、尻尾の毛を櫛でブラッシングすると?


 とても気持ちが良かった――これなら遊びなんかしなくてもいいかもと思ってしまう。


 そして、お爺ちゃん達の料理が運ばれてくる。今日は、シチューとクロワッサン風のパンと唐揚げとミネラルたっぷりのサラダだった。


 僕とお姉様は、ミルクティーを頼むとここでしか取れない蜂蜜入りの甘いミルクティーが出る。


 一口飲むと?「ほっと!」した気持ちに満たされる。


 なんか懐かしい味だなと呟く――お姉様が、マリアこの味知ってるのと聞いて来る。


 解らないけど、なんか昔飲んだのかもね、生まれ変わりがあるならばその時にと、僕は自然にはにかみながら笑う――お姉様とお爺ちゃん達もそれを見て、魔法を唱えて、写真を作り出す。


 「えいものがとれたの~」とダイトカイトお爺ちゃんが呟く――僕は、見にいくと皆して僕のさっきの顔の写真を持っている!


 そこに映るのは、何か心温まる時にでもある――自分でもいいなこれと思う写真が撮れている。


 ま、冷めないうちに食べようと元気よく僕が言うと皆でいただきま~すと言って食べ始める。


 この後のことなんじゃが、風呂に入ってから次の召喚である――『魔術書ヴェルゼブブ召喚』についての打ち合わせをしようと話す。


 こいつは、厄介な生き物らしく、昔ダイトカイトお爺ちゃんと知合いの冒険者が討伐した時は、まだレベルが低いものだったらしく苦労舌が倒せたと言っている。


 今回は、召喚系の為か、レベルが高い可能性があると言う――そうなるとスキルが結構危険な物が多いいから打ち合わせをお風呂の後にしてから挑む事になった。


 そして、僕達は、ご飯が終――大浴場へと行くのだった。

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