第18話 孫の顔を見に、先祖が戦争【前編】
――ある日息子から、一通の手紙が届いた。
中を開き手紙を読み始めると、びっくりな内容が……。
拝啓 親父へ
知っていると思うが、ウィン以外で、最近マリアが生まれて、二人の娘が居る。
それで、爺様達の話をしたら、マリアが、どうしても、一度お爺様達を見たいと話になり。
全員は、さすがに無理だとスノーと話し合い、その結果、人数を決めた所三人の訪問ならいいじゃないかと言う事になったので、その人数で、マリア達に会いに来てくれないだろうか?
新しい娘のマリアを見たいとか話したいと思っていると思い手紙を書いている。
誰でもいいから家に遊びに来てくれないか?
そんな手紙の内容だった。
噂では、ウィンモカと言う姉よりも、可愛いらしく、博識で、凄い子だと、息子から聞いてたから私自身も見に行きたい。
さて、親父と祖父達に話をするにはどうすればいいかと少し悩む。
そして、第一回、孫を見に行く券を三枚作成した。
夕ご飯の時間に、話題として、この事を皆に、伝えた。
たぶんだが、今までにないほど、賑やかな、夕ご飯になり、全員が行きたいと言った。
もちろん俺を含む全員だ。
初代である、ダイトカイト・フォルトさんが宣言をする。
「これから一週間、強さと、知恵で、その三枚のチケットを取りあう」
「文句がある奴は、参加するな?」
そして、初代から十五代目と、俺を含む全員が明日以降から戦いが始まる。
一日目は、作戦をたてるために、一人一人が自室で、色々と考える。
唯一、初代だけが、いつもの作業をしている。
他のメンバーは、何やらばたばたしている。
そして、その状況が手紙で息子へと送られる。
息子へ、全員が、このイベントに、参加している。
誰もが、本気で、遊びに行きたいと熱く手紙を書いて送りだす。
そんな、手紙の内容も、この間の手紙有難う、かなり全員の祖父達が喜んで、皆本気でマリアンローズに会いに行くと気合が入っている。
私も孫の顔を見たいから本気で券を取りに行こうと思っている。
一週間の期間で決着がつくから着いたらまた手紙を書きます。
そんな手紙が親父からくる。
やっぱり人数絞って正解だったみたいだ。
それよりも一週間て、バトルとかするのかな?
内心、その戦いが見たいが、それを言ったら、マリア、ウィンが、見に行きたくなるから、最終決戦が決まり来るメンバーリストの手紙が来たら娘たちに教えよう。
気になるのは、娘達と遊びたがっている。
お爺様達と親父が、なにするか、きになるからその辺を気をつけなればと内心思ってしまう。
俺は、娘たちを守るぞと誓い、手紙を机の中にしまう。
それにしてもウィンが冷たい、何か悩み事でもあるのかなどと考える。
男兄弟みたいな環境だから難しいのは、解るのだがもう少し頑張って、娘に認めて貰おう。
それにしてもウィンのお気に入りが、妹のマリアとか凄いな……。
ま、妹を好きになり大事にするお姉ちゃんて感じだし、この頃しっかり狩りにもいくし成長したなとしみじみ思い内心喜んでいていていた先に、嫌いと言う事件が起きたから結構ショックだと思って今日は、早めに横になる。
その頃マリア達は、お姉様に服を作っている。
僕は問う……、記憶から読み解け――、
作成靴・服・ニーソ・スカート術式向上
一式降臨さいてあるがまつる。
呟くと床の上に、靴・服・ニーソ・スカートが出来る。
完成して、ステータスを確認する。
舞華の服 :セット効果
:防御力魔法/物理五十パーセントカット・セット効果発動により筋力と身体強化が付与される。
舞華の靴 :セット効果
:回復/異常体質五十パーセントカット・セット効果発動により筋力と身体強化が付与される。
舞華のニーソ:セット効果
:敏捷能力が三十パーセント上がる・セット効果発動により筋力と身体強化が付与される。
舞華のスカート:セット効果
:知力/魔力/運が二十上がる・セット効果発動により筋力と身体強化が付与される。
マリアンローズが作った装備品
「これをお姉様に、デザインは薔薇の様に赤と黒のチェック柄で揃えてみました」
細かいデザインにも、チャレンジしてみたけど、うまくいって、良かった――。
「お姉様が着ればかなり可愛いかと思いまして」と僕はお姉様に服渡した。
「マリア――、これ効果つきだけどいいの?」
「少しでもお怪我の無いように、作った装備です」
喜んで頂いて嬉しいかぎりです。
そんな話をしていると?
急に、全部脱ぎだす、お姉様は、いつのまにか全裸になり、作った、服に合わせて下着と肌着とブラを色に合わせた物に、着替える。
笑顔で、「どう似合う」と話される。
「そんなに可愛いお姉様は、僕から見て大好きです」と言うと?
お姉様は、私も、マリアの事が、「好き」と抱きつかれる。
「お姉ちゃんね、マリアが大きくなるまでに、弓の腕を、磨いて、マリアの師匠になるのが夢なの、だから頑張るね」と微笑んだ。
その衣装、これから見せに行くのが、遅いですし、明日の朝に、お母様にも見せないとねとお姉様は話される。
こんなにも、和気あいあいと生活している裏では、お爺ちゃん達の戦いがうごめいている事は、僕を含めてお姉様もしらない。
そして、パジャマに、着替えて、寝る前に、お風呂行こうと誘われ、いつもどうりに、お風呂に向かい。本日も、お姉様に洗ってもらいながら抱っこしてもらう。
お姉様がはにかむように、僕に告げる。
「実はねマリアまた1cm大きくなったの!」
「これも、マリアが、毎日揉んでくれる、おかげだよ、本当に、有難う」
そして湯船のなかで、ギュッとしてくれる。
そして身体がぽかぽかのうちに、お姉様のベットに戻り横になる。
お姉様が僕の頬に、軽くキスをして、僕も姉様の頬に、キスをして二人は眠りに入ったのだった。
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