第31話 白髪の少年

アパートの一室。携帯電話が鳴るから出る。ヤクザの仲間もしくはヤバい人かららしい。この部屋の人はヤクザであり、わたしがなんとか倒したのか。この電話を持っていてはさらに強い殺し屋が送りこまれるだろう。外に捨てようか。殺し屋はこの階の住人の名前を調べて訪問するだろう。エレベーターで地階へ行かねばならない。しかしエレベーターにはわたしにしか見えない白髪の少年、執事みたいな服を着ている少年がわたしの太もものあたりをチクチクナイフで刺し、変な真似をしてみろ、とおどすからなあ。といって、階段をつかっても地階へ行けなそうである。

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愛のメロディ @sirosiro

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