最近はボードゲームカフェもあちこちにできたりして、静かなブームとなってるボードゲーム。適度に運の要素が絡まり、ルールが簡単なものも多いので、初心者でもすぐに楽しめるというのがボードゲームの嬉しいところ。しかし、実際に始めようとしてもたくさんあって何を選べばいいかわからないというケースも多いでしょう。
そんな人のためになるのがこのエッセイ。ボードゲームを愛する作者が実際にゲームを遊びその内容と醍醐味を紹介してくれるのだ。
ワイワイ楽しめるパーティーゲームから一人用のゲームまで紹介されるゲームは盛りだくさん。
丁寧でありながら気さくな感じの文章でルールだけではなく、そのゲームにおける人間心理の変化なども教えてくれて、紹介される作品がどれも面白そうに思えるから凄い。
また、それぞれのゲームの長所を見抜き的確にレコメンドする技術は、カクヨムで他の人の作品にレビューをするときの参考にもなるかもしれません。
面白いゲームを探している人だけではなく、上手いレビューの書き方が気になる人も是非ご一読を!
(「アナログゲームの世界」4選/文=柿崎 憲)
ゲームブック……かつては、あらゆる書店に、種々様々なタイトルが並んでいた。
ーーーそんな時代が確かにあったことを思い出させてくれました。
『ドラゴンファンタジー』シリーズの『暗黒城の魔術師』は、私が初めて手に入れたゲームブックでした。
『ソーサリー!』は『48の呪文』を覚える方が、(試験勉強よりも)最優先事項だったあの頃。
『ギリシャ神話』シリーズは、当時の私には、まだ早すぎました。
紹介されたゲームブックのタイトルはどれも懐かしく、あの頃のアツイ(?)気持ちが沸々と蘇ってくる……そんなゲームブックレビューです。
ボードゲームのレビューもわかりやすく、読むとプレイしたくなる。そして、説明書を読まなくても、なんとなくプレイできそうな(気がする)、そんなレビューの集まり。
それがこの『プラグレスにゲームしようよっ!』なのです。
とりあえず、ゲームブック引っ張り出すか(キリッ!)。