読書感想文『網内人』 感想(ネタバレなし)
今回の読書感想文は、海外翻訳ミステリー小説の『網内人』です。一般的には全然話題になっていないので、カクヨムでも知らない方が多いでしょう。
ミステリーファンの方ならば『世界を売った男』『13・67』の作者様が書いた作品と言えば分かるかもしれません。ミステリー界ではそれなりに有名な作家さんですね。
逆にミステリーファンでは無い方々にはあまり知られていない作家さんでしょう。
でも、今回の『網内人』は小生が前年度に読んだ『ベスト作品』の一つです。
というか前年度に読んだ小説の中で『一番面白かった』と思います。
まあ、まだ読んでない作品も多いのであれですが、少なくともその年度を『代表』する作品の一つであることは確実ですね。ゆえに『ベスト作品』なわけです。
これはミステリー作品としての評価ではなく、一つの作品としての評価です。
そのぐらい面白い作品でした。今この時代に読むべき作品の一つだと思います。
でも、具体的な感想は何も書きません(爆死)
この作品は『先入観』とか『ネタバレ』とか無い状態で読むべきですね。
小生が面白いと言ってるだけで先入観になってますが、それは仕方が無い。
だって、値段が高いんだもん。
単行本で『2500』ぐらいですね。
ちょー面白かった小生としては安いぐらいですが、気軽にお薦めできる値段ではないですな。翻訳で二段でページ数も多いので特別高いわけではありませんが、物語には好みというものがあるので、『確実に面白い』とまでは小生でも言えません。
でも、ほんとに良かった。
読み終えた後に面白くて興奮してしまいました(笑)
色んな意味で翻弄された作品です。
『本屋大賞』もこういう作品をピックアップしてもっと売ればいいのにね。
売れそうな本があるのに、それを売れる人がいないというのは勿体無いことだと思います。今の世の中、本を売らないと売れないのですよ。
『本屋大賞』とか『芥川賞』とか『アニメ化した作品』が売れるので物語を楽しむ人が減ったわけではないと思います。ただ売り方が分からなくなったんだろうね。
いや、というよりは古くなったのかな。
今の社会に出版業界が付いてこれていない気がします。
ジャンプ作品でもなかなか売れないんだもんねー。
売り方を一から考え直さないといけない時代なのかもしれません。
とそんな感じでここで終わってもいいのですが、これだとまったく作品の内容が伝わらないので、次回もう少しだけ内容に触れた感想を書きます。
核心的な部分には振れないように作品の全体像に触れる感想にする予定です。
ただ次回を読まないで読んだ方が面白いと思うので、そこだけはご注意ください。
<華文ミステリー>
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