FGO『ぐだぐだ邪馬台国2020』感想(ネタバレ)

 それは歴史に名を残した人々の物語。 


 ある者は迷える人々を導くため『女王』となった。

 ある者は人の世を築くために『魔王』と名乗った。

 ある者たちは何かを成そうと誠の旗を掲げて『武士』として戦った。


 でも、僕らは知っている。

 彼女/彼らの『結末』がどうなったのかを。


『国』は滅び、『王』は裏切られ、『武士』は滅びの道を辿った。

 喜びも、悲しみも、歴史の影へと消え去って、終わりを迎えた悲劇の一粒。


『ああ、無常』と仏教徒は嘆き、

『この世に意味など無い』と虚無主義者は笑う。


 だが、しかし。

 僕たちは知っている。


 彼女/彼らが『過去』であると。

 僕らが生きる『今』もいずれは同じ『過去』になることを。


『今』の喜びも、『今』の悲しみも、

 いずれは歴史の影へと消え去る定め。


 国は滅びた。

 でも、そこで生き抜いた人々はいた。


 王は裏切られた。

 だが、彼女が残したモノが次の時代を切り開いた。


 武士は敗北した。

 しかし、彼らが走り抜けた物語は残された。


 全ての『過去』は一繋ぎ。

 そこに生きた人々の終わりが次へと繋がっていく。


 僕らは知っているのだ。

 かつて誰かが『未来』と呼んだ『今』を生きる僕らのように。


『過去』にいた誰かも同じように生きていたのだと。

 この『世界』は誰かが一つ一つ積み重ねてきた結果であると。


 僕らは自分の『命』を持ってそれを証明しているのだから。

  

――――


 三つの時代を一つの話にぶっこむんじゃねー!

 そのせいでどれをメインで上の話を書くか悩んだじゃないか(汗)


 最終的には日本の歴史みたいな感じでまとめましたが、いつもより論点がずれてる感じがします。でも、上の駄文はただの趣味なので自分が満足ならそれでいいか。


 人生は自己満足ですよ。

 満足して死んだもの勝ちなわけです(暴論)


 まあ、ぶっちゃけ『新選組』に関しては満足して死んでないと思いますけど(汗)

 だから、『英霊』となった後もそれぞれの『新選組』を続けてしまってるわけで。


『山南敬助』も『芹沢鴨』も『もっと上手くやれたはずだ』という想いは共通ですし、この辺りの葛藤は『Fate』のメインテーマでもありマッスル。


 歴史的に見ても『新選組』が何かを成し遂げたという感じもありませんし。

 なぜあんなに人気があるのか良く分かりませんが、小生も『新選組』は好きです。


 もう『新選組』という言葉を知ったときから『新選組』が好きなので、おそらく前世は『新選組の関係者だったのではないか』と推測してます。未だに謎の現象です。


 後は新キャラの『斎藤一』ですね。『斎藤一』は『新選組』の中でもキャラクターがぶれ易いのでどんな感じになるのかと思いましたが、『へらへらしているけど新選組を絶対に裏切らない』というキャラクター像は珍しい気がしますね。


(ちなみに毎回お薦めしてますが『一刀斎夢録』はめっちゃ面白いです)

(ラストシーン辺りがすごいんですよね。今でも読んだときの感覚が思い出せます)


『勝つべくして勝つ』というのが戦いにおける最終目標の一つです。『無敵』というのは誰にでも勝てるというわけではなく、けっして負けない(死なない)という一つの境地でしょう。


 だからこそ『斎藤一』は勝つために『新選組』を離れたのでしょう。あるいは自分が生きている限りは『新選組』は負けなかったと思っていたのかもしれません。


 一方、『土方歳三』は最後まで戦い抜くことで『新選組』というものを守ったのかもしれません。それこそが『新選組』の名に相応しい末路だと。


 結末は別れてしまいましたが、それでも二人の胸の内には『同じモノ』があったのでしょう。それは他の隊士も同じだったのかもしれません。彼らはバラバラでありながら、同じような生き方を望んでいたのかもしれませんね。


 さてさて、次は『卑弥呼』の話もしておきましょう。

 ガチャ回して今までで最大級に爆死しました(大汗)


 出るまで回すから爆死ではないのだけれど、そもそも『出たら爆死ではない』という理論自体に欠陥があるようなないような、どちらにせよ何回もすり抜けたときは辛かったです。『ジャンヌ(ルーラー)』が出てきたときは魂が口から出てくるところでした。長文乙。


 まあ、『ジャンヌ』の宝具もこれで『5』になったからいいけどね。

 たぶんぜんぶすり抜けできた気もしますが、まだギリギリセーフ。


(ちなみに『斎藤一』の宝具も5です。好きだからいいけどさ!)


 さて『卑弥呼』の話ですが、史実的にもよく分からない存在なので、どんな設定を持っても何の問題もないでしょう(笑)


 彼女の能力の詳細は明かされませんでしたが、マテリアルを見る限りだと『超能力』の方だったのかなーと推測。


 そのうち『マルタ』との絡みがありそうな予感もあります。

 他の女王との絡み何かもあるかもしれません。


 彼女は特別な力を持つだけの普通の人間でした。

 でも、人の上に立つ為にはその『普通』を捨てなければならない。


 神様、魔王様、怪物、化物、サイコパス。

 呼び方は何でもいいです。


 多くの人の運命を操れるようになった人の末路。『政治家』もそうですが、彼らは次第に普通の人から離れた存在になってしまいますし、ならなくてはならないのです。言葉一つで人を救ってたり殺したりするような存在に。


 まあ、それでも誰か一人でも自分を理解してくれる人がいるならば救われる話でしょう。孤独こそが人を本当の『ナニカ』へと変貌させてしまうのです。目的を見失えば、そこに『本当の怪物』が生まれます。ま、よくある話ですけど。


 もっとも『織田信長』の方は信奉者が多くで、そっちはそっちで仲違いしているみたいですね。彼女を一番理解していたのは『豊臣秀吉』のようですが、その分他の信奉者からは嫌われてるみたいですしおすし(汗)


 ぱっと書いた感じはこんなもんですかね。小生がこうして駄文を書いていることは歴史にはけっして残りませんが、それでも『無かった』わけではないわけです。


 誰も知らなくとも。

 誰も理解してなくとも。


 歴史の一瞬に小生たちは生きているわけです。

 

 後は後の連中が勝手に名付けろって話ですよ。

 それで理解できないからこそ人生というものは『面白い』わけですよん。


 きゃー小生、人生を語ってしまうー(よつばと)  

 それとも『吉田拓郎』氏ですかね。


 名曲だと思います(脱線)


 さてさてさて、次回の更新の話です。

 感想を書きたい本がたくさんあるけど、どうしようか問題。


 細かい部分を一旦まとめて書いちゃおうかな。『リビルドワールド』とか『WEB』と『書籍版』と『漫画版』読んでますけど、なかなか感想を書く機会がありません。


 後は最新号の『フラジャイル』とか『血界戦線』が面白かった話とか。

 スピリッツで連載が始まった『九条の大罪』が面白くなりそうだとか。


 その辺りを軽くさらっと書いてみますか。

 

 まあ、予定は未定なので変更するかもしれません。

 でわでわ、思ったより長くなってしまったのでいざさらばー。


<終わり>

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