小生小説講座『音読』

 皆さん作品が完成したら一度『音読』してみましょうね。

 終わり。完。終幕。


 えーと。今回はこれで完璧終わりです(汗)

 特にこれ以上の内容はありません。


 では、なぜ『音読』をした方がいいのでしょうか?

(引き伸ばし作戦始動)


 それは声に出した方が『文章の間違い』に気付き易いからです。

 普段文章を書く場合、真っ先に『頭の中』で文章を構築します。


 そのため、もう一度同じ文章を読むとき『頭の中』で読んでしまうと同じ間違いを犯し易いのです。同じ箇所で『誤字脱字』を見逃したり、文章の『違和感』に気付かなかったりします。


 それを防ぐためにも文章の確認をするときは、一度声に出して読んでみるといいでしょう。きちんと書けたと思っている文章の穴がけっこう見つかりますよ。


『美しい文章』を書けたと思ったら、全体的に『意味が通じてない文章』だったり。

『丁寧な文章』を書けたと思ったら、読むのが『かったるいだけの文章』だったり。


 こう脳内で文章を展開しているだけでは気付かない穴みたいなものが、音読をすることによって自分で把握し易くなります。

  

 ちなみにこの『小生とカクヨム』は音読してないので『誤字脱字』はそのままです。そこまでして直すほどの作品ではないので、手間を省いております(笑)


 さて、今回は小ネタでしたが、実はこういう小ネタでも『差』がつきます。

 重要なのは『自分にあったやり方』を探し出すことです。


 例えば『一気に執筆した方が良い方』はそのやり方を選びましょう。

 逆に『少しずつ書いていった方が良い方』はそのやり方を選びましょう。


 他にも『プロットの書き方』も作者様によってぜんぜん違います。

 

 全てを『明言化』した方が良いのか。

 それとも『曖昧な部分』を残しておくべきなのか。


 より自分のやり易い方法を選びましょう。

 自分にあった方法を見つけると本文の書き易さがダンチですよ。

 

 やはり自分なりの『創作メソッド』を確立している作家さんは強いですね。どうやって自分の作品を作ればいいのか理解しているわけですから、その分迷いが少なくなります。


 逆に小生のように毎回『てけとー』に作っていると常に『迷い』ます(爆死)

 毎回、漢字の使い方を忘れて同じ単語を何回も調べるぐらいです(爆笑)


 皆さんはそうならないようにきちんと『自分はどうするのか』ということを明確にしておきましょう。自分なりの漢字の使い方もけっこう重要ですよ(汗)


 迷って書いた作品は迷走したまま終わったりするので、お気をつけてください。

 でわ、今度こそほんとに終わりです。ばいちゃー。


<完>

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