『バイオハザード RE:2(体験版)』感想(ちょいバレ)

『狼は眠らない』が二月までお休みで偶数日更新になるという悲しみ。

 まあ、書籍化の作業で忙しくなるからでしょうな。


 それでも二日に一回なので凄いのですががが。世界的にはどうだか知りませんけど、日本的にはこの手のジャンルは死滅状態だと思われ。


 今も売れてる有名な作品だと『氷と炎の歌』ですかね。ドラマ版では『ゲーム・オブ・スローンズ』というタイトルで放送され、更に有名になったようでふ。


 まあ、ファンタジー自体が『ハリー・ポッター』のヒットを受けて『現代系』の方が強くなってきている印象がありますけど。映画化する場合も(中世)ファンタジー物は金が掛かりますし、現代の方が作り易いというのはあるでしょう。たぶん。


 という話とはまったく関係なく『バイオハザード RE:2(体験版)』の感想です。もっとも『三十分』という時間制限の中でゆっくりやり過ぎてクリアーできなかったので特にネタバレもありません(汗)


 プレイした感想としては『バイオハザードリベレーションズ』に近い感じの恐怖感でした。『音』とか『暗闇』とかふつーに怖かった。自分の心臓が脈打ってるのが理解できまちた。


(バイオ7はやってないので比較できません)


 照準が定まるのに時間がかかるのも、プレイヤーとキャラクターの焦りが同一化して面白いと感じます。ナイフのアクションもあって新鮮な感じ。


『怖い正統派なバイオハザード』


 というのが分かり易い表現ですかね。

『バイオハザード1』から正統に繋がる『2』という印象。


 反面、


『これバイオハザード2ではない』


 という印象も受けました。

 そもそも『バイオ2』ってそんなに怖くないゲームなんですよね。


『バイオ1』と『バイオ2』というのは恐怖の質が違う作品です。

 

 脱出不可能な洋館に追い込まれた『バイオ1』

 一つの街が丸ごとゾンビによって壊滅していく『バイオ2』


 同じホラーゲームでもその根幹は別です。『バイオ1』は得体の知れない恐怖でしたが、『バイオ2』はすでに分かっている恐怖でもあります(プレイヤーが)。

 

『ゾンビ』などがネタバレしている状況で別の形の怖さ(面白さ)を提供しようとしたのが『バイオハザード2』という作品。『ザッピングシステム』もその一部。


 なのでホラー作品としては『バイオ1』の方が良かったという感想もありました。そもそも『バイオハザードシリーズ』自体、毎回違う恐怖を追及していったみたいな部分もありますので、最初の作品が一番『ホラーっぽい』というのも当たり前と言えば当たり前。


 個人的にはこれが『バイオハザード2』のリメイクと言われれば『違う』と応えるでしょう。あくまでも序盤だけの感想なので、いろんな敵が出てくればまた違う感想を得るかもしれませんが、現時点では『違い』ます。


 ただもし『バイオ1』の路線を維持したまま『バイオ2』を作っていたら『こんな感じのゲームになっていたのではないだろうか』とも思います。


 そういう意味では『リメイク』というより『イフ』ですかね。

『バイオ1』の正統な続編という意味での『もしも』という感じ。


 警察署の中でも『バイオ1』の洋館を探索しているような感覚になりましたし。


『バイオ2はこんなにこわくねーよ』


 と思いながら心臓がバクバクしてました(汗)

 あと『レオン』が微妙に真面目な人間になっていたので余計ホラー感が(笑)


 酒飲んで遅刻した図太い『レオン』はどこに行ってしまったのか。

 あの設定で『こいつただもんじゃねーな』と思ったものです(笑)


 命令で自宅待機しているとか何か『真面目』じゃなですか。

 そんなに『真面目』だと死にそうなキャラクターですね。


 まあ、いろいろ言ってますけど、初めて『バイオ2』をプレイするという方ならお薦めできると思いますヨ。小生は購入するかは分からない。


 発売日後の情報を聞いてからですね。

 どこまで追加要素があるか分かりませんし。


『あれ』とか『あれ』はちゃんとあるみたいですけど。

 そういえば今回はナイフが壊れるらしいので、『ナイフクリア』とかできるのかね


 ついでに言えば同じ発売日に別の大作があるわけで。

 まあまあ、両方の情報待ちですね。


 小生、そこまでゲーム会社をもう信用してない。『一回でもプレイすれば気付くだろう』という欠点を抱えたまま発売するゲームが多くて。


 これがどうしようもない欠点なら仕方がありませんが、素人が数時間考えただけでも解決できるような欠点だったりする場合もあり、まじで信用できない。


 最近では『後から改善させればいいや』みたいな風潮があるような気がします。

 取り合えず『売ってから考えよう』というスタンス。


 いや、買わないから。

(クソゲーでも自分が面白いなら可)

 

 その点『スパイダーマン』は素晴らしかった。

 それを買ったプレイヤーがやりたかったゲームがそこにありました。


 最近は買ってがっかりするゲームも多くてね。

『何でシリーズが進むごとに劣化するんだろう』とか。


 やっぱり『開発費の高騰』が問題なのかね。

 それを受けて発展したのが『スマホゲー』なのであれですががが。


『課金』は批判され易いですが、現状的には妥当な選択肢の一つかと。ゲーム製作にもお金が必要で、お金を出せばやりたいゲームができるならそれはそれで。


 小生が『FGO』に課金してるのもそれが他に体験できないものを味あわせてくれるからです。対戦で煽られているわけではないのでシンプルです。半分ぐらいはサービスが続くためのお布施みたいなものです。


 ま、今はどこもかしも難しい。

 全体的に『客の取り合い』ですから。


 面白いものが多すぎるんだよね。『ゲーム』とか『漫画』が持っていた特権も大分『小説(ラノベ)』が奪いましたし。


 ゲームに関しては『開発費問題』のせいで発展があまりありませんし。

『レイジングループ』みたいな路線もありますけど、これはこれで難しい。


 今のところは『スマホゲー』がわりと現実的な路線ですが、これが最終的には『自分のやりたいゲームに大金を払う』という形になるのかもしれません。自分たちがやりたいゲームは自分たちで金を集めて誰かに作ってもらうみたいな。


『クラウドファンディング』でそういう形もありますけど、やはり主流ではない。

『課金』ですら嫌悪感を出す人が多いという状況なので、まあ、今は無理でしょう。


『八千円ぐらいで新作のゲームが買えるという価値観』があります。そういう人たちからすればスマホゲーに金を注いでいる小生たちの頭のおかしいこと。


『モノの価値は変動する』


 というのを知っていたとしても、一度安い値段を体験してしまうとそれが当たり前になってしまう。つまり、『ガリガリ君』は凄かったわけです(違)


 まあ、小生としても安い方が(財布)に良いですけど、なかなかそうも言ってられない時代が来ているわけで。つまらなくても買わんと続編が出ないなんてよくある話です。


 つまり、『テイルズ』はくそげーと酷評されても続編を出すのは偉いですね(違)

 いやー、あちこちから怒られそうな表現ですな(汗) 


 結論


『新規にはお薦め』


 個人的には様子を見て問題が無かったら買うと思う。

『バイオ2』ではない感じだけど『バイオ』だよね。


『バイオ』で一番面白かったのは『Wii』の『バイオ4』だったような気がする。

 あんまりゲームしなかったけど、『Wii』は良いゲーム機でした。


『SDガンダム スカッドハンマーズ』とかたまにやりたくなる。

『PSVR』もやってみたいんだけど、対応ソフトが少なくてねー。


 何かロボットゲーのいい奴が出れば買っちゃうかもしれないけど。

 可能性はあると思うのですが、このまま衰退しちゃいそうだよねー。


 あ、『バイオ2』で思い出しましたが、攻略本に書いてあった小説みたいな奴は好きでしたな。ゲームのワンシーンを小説にした奴。たぶんどこかにあると思うので探して読もうかな。終わり。


<かゆうま>

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