FGO『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』 感想(ネタバレ)

 始まりは胸に灯った『情熱』だった。

 紡ぎたい『理想』があると走り出した。


 だけど、どれだけ情熱を燃やしても、そこには届かない。

 だから、『技術』を学んだ。『表現』を覚えた。


 表現者、語り部、製作者。

 いつしかそう呼ばれるような存在へとなった。


 自然と様々な物語を紡げるようになっていた。

 かつての自分とは違う自分になっていた。


 それでもいつか見た『理想』には届かない。

 

 だから、君は気付くだろう。

 理想は『幻想』でもあるのだと。


 例え無間の時間があったとしても、きっとそこには至れない、


 なぜなら、貴方が情熱を忘れない限り、また次があるのだから。

 それは永遠に理想を追い求める愚者の道のり。


 最初の理想が終わりを告げても、次の『理想』が生まれ行く。

 悩み、苦しみ、のたうち回れ。


 地獄と天国にようこそ。

 そう先人たちは笑うだろう。


 偽者から本物へ。

 例え全てが消えたとしても、その軌跡は残るだろう。


 ――――


 さて、今回の夏イベントは『同人』でした。なかなか攻めるねー(笑)

『型月』さんのホームでもあるので、かなり貴重なお話でもありましたね。


『ループもの』でもありましたね。

『限界を超えて奇跡に挑む』というのは『ループもの』の基礎です。


 内容的には今までの『夏イベント』の総決算のような内容かなーと。個別イベントがあったり、サーヴァント同士の掛け合いがあったり、かなり豪華な内容となっています。


 まあ、メインのメンバーを見るだけでも人気キャラだらけなので、その辺りからも本気度合いが理解できるかと。小生としては『BB』に出番があるだけ感無量です。


『Fate/EXTRA CCC』をプレイしている身としてはやはり嬉しいですね。

 ガチャガチャガチャ。すり抜け死ね。ぎりぎりセーフでした(半笑)


『ジャンヌ・ダルク(オルタ)』に関しては『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』との繋がりもあり、彼女の成長が分かるような内容になっています。


『最初の完成形と最後の完成形が違う物語となった』というのも創作の難しさを物語っています。彼女にとってそれが最高だったはずなのに、実際に目にするともっと良い作品を書けると思ってしまう。製作者の『業』ですねー。地獄へようこそ(笑)


『クロスビッキの魔法姫と怪物』はあらすじだけでも面白そうだから困りますね。

 いやはや、逆にぞっとするほど恐ろしいです。感性ってやつは。


 でも、今回のMVPは間違いなく『ロビンフッド』です(笑)

 いや、まじで『製作管理』って重要ですヨ。


 特に集団で創作している場合は、一人でも全体像をきちんと把握していないと死にます。ええ、ええ、製作者というのはわりと平気で嘘を付きますしね(爆死)


 逃げたとか、報酬で揉めたとか、そんな話もあったりします。

 最近はどうなんでしょうねー。いろいろとやり易い環境のような気もしますけど。


 さてさて、お気楽な夏イベントでしたが、今回は『型月世界観』的にはけっこう重要な情報がたくさんありました。


 でも、ネタバレになりそうなのでカットします。ただやはり『フォーリナー』に対抗する存在がいたということですね。


『謎のヒロインXX』の宝具をどこかで見たことあるナーと思ったら、たぶん『――――』と同じだな。設定資料に一枚だけ絵がありましたね。


 つまり、


『フォーリナー』=『サーヴァント・ユニヴァース』=『――――』


 この三つの世界は大体同格と推測できますね。

 あとたぶん『ムーンセル』を作った文明も同じぐらいの高みにいた存在でしょう。


『神霊』はたぶんもう少し下の位階なのかな。まあ、『――――』もおそらく他の二つに比べるとちょっと落ちると思いますけど。


『サーヴァント・ユニヴァース』は今ある情報を組み合わせると『半永久的に変化し続ける世界』のようですし。おそらく『世界の完成形』の一つでしょう。


 まあ、これ以上は推測とネタバレなのでカット。

 FGOも世界を救ってめでたしめでたしで終わらないような気がしてきたなー。


 他の型月世界と比べてもかなりの特殊な状況になってきてますし。

 そう考えると『第二部』で終わらない可能性もありますね。


 さてはて、どうなることやら。

 でも、次は復刻イベントなので気楽にやりましょう。


 おわり。


<レイガンはやっぱりカッコいいと思いました>

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