九月のQ(色々)
カクヨム情報
そんなものねーよ。
完。
小生とて皆様方にお得なカクヨム情報を提供したいのですが、最近はあまり興味が無いので知りません(爆)
色々コンテストをやっているようですが、コンテストをやっているからといって読まなくてはならないというお話でもありません。最初から変わらず好き勝手やってるわけですヨ。
『知りたければ自分で調べて考える』
というのが現代社会での基本です。
重要なのは『考える』ことでふよ。
昔は『ネットの情報を信じる方が馬鹿』だと言われていましたが、今では大勢の人々がネットの情報を信じようとしています。中には嘘だと分かっていても『面白い』という理由で信じる人々もいます。
まあ、テレビですらネットの情報を鵜呑みにする時代ですから、『正しさ』や『正確さ』というものの『価値』が減っているのは確かでしょう。『テレビのニュースなんて昔から嘘ばかりだ』という意見もありますが、ややこしいので黙殺。
基本的に人間というのは『自分が信じたいことを信じる生き物』です。
これは小説を書くためにも重要なことなので覚えておきましょう。
例えば『ある作家の作品は面白い』と信じているのが『ファン』です。
逆に『ある作家の作品は面白くない』と信じているのが『アンチ』です。
(正確な使い方ではなく便宜上です)
これは互いに『心理(認知)バイアス』が働いている状態で、正常な判断を下しているとは言い難いですが、本人たちからして見ればそれが『真実』なわけです。別の言い方をすれば『ハードル』とか『期待』というような言葉に言い換えることもできます。
これは必ずしも高ければ良いというわけではなく、『面白くない』と思っているからこそ『面白かった』という感想が残ることもあれば、逆に『面白い』と信じているからこそ『思ったより面白くなかった』という感想になってしまうこともあります。
読者と言うのは人間なので、そのときの『心理状況(や体調)』で作品の評価が変わります。これは小生も同じであり、それを克服できる読者が『評論』を書けるわけです。
もっとも『本当に面白い作品』というのは『作品が読者の心理状況を操るもの』です。アニメ映画『君の名は。』がヒットしたのも『音楽』や『映像』で『観客の心理状況をある程度コントロールしていた』からだと推測できます。
『読者のことを考えて書け』というのは『読者の感情をコントロールしろ』という意味でもあります。『起承転結』というものが重要視されるのは、それが『読者の感情をコントロールし易い方法』だからです。
(作品を作りやすいという理由もあります)
これに失敗していると『ぽかーん現象』や『独り善がり』が発生してしまいます。
ちなみにWEB小説では『起承結』という形式も多いです。『転』による意外性を排除することによって、さらに『単純化』させているわけです。
逆に転を最大限に活かした『起転転結』という構造もあります。次から次に物語をコロコロしていくことで、読者の興味を常に引き付ける作りです。
ミステリー小説だと『起承転結転』(どんでん返し)という構成もあります。
一度終わった物語をもう一度転がすという作りです。びっくりします。
『自分の小説を読んだときの読者の感情の動き』
というのを予測するのも小説家の資質だと思われ。
もちろん完全に予測することは不可能ですので、重要なのは『各場面の役割』をきちんと作者様が把握していること。『登場人物の感情の動き』も把握しているとなお良いでしょう。
まあ、作者様がきちんと把握していたとしても、それが『読者に伝わらない』という失敗はプロの方でもしますので、その場合は『なぜ伝わらなかったのか』ということを考え、次の執筆に活用しましょう。
『どう書けば読者の感情をコントロールできるのか?』
というのは各作者様が試行錯誤するべきことでしょう。そのジャンルによって『コントロールすべき重要な感情』が違うということにも忘れずに。
『ホラー』は『恐怖』
『コメディ』は『笑い』
『恋愛小説』は『胸きゅん』
まあ、これも一例ですので、怖くないホラー作品もありますし、燃えるコメディ作品もあったりします。ひたすら惨めな恋愛小説だってあります。
色々あるから難しくも面白いわけですヨ。
作者も読者も。
では、カクヨム情報(がない)お話でした。
<オチ>
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