小生とカクヨム

読書記録『冒険王ビィト １３巻』

　古い、と感じるかもしれない。

　流行遅れ、と誰かは言うかもしれない。

　新人漫画家ならば、描くことも許されないかもしれない。

　けっして今の少年漫画の最先端にある作品ではない。

　それなのに、

　この物語はこんなにも『面白い』のである。

　まったく持って不思議なことである。

　だが、考えてみれば古いという言葉は、けっしては『面白くない』という意味ではないのだ。

　目新しさや奇想天外な発想が無くとも、その物語が面白いのならば、それはきっとその作品が素晴らしいという証明なのだろう。本当に面白い作品というのは、例え『ネタバレ』していたとしても『面白い』のだから。

　というわけで『天空王編のクライマックス』である『冒険王ビィト １３巻』です。ちなみにネタバレしてもいいよ、という意味ではありません。

　ええ、ええ、何の先入観も無い初見つーのは、ちょー重要ですから。

　ネタ即斬です。ネタバレ死すべし慈悲は無い。

　まあ、小生のこの駄文だって危ないのですが（汗）

　さて、今回は『ダイの大冒険』を彷彿させるような展開もあり、『ああこれだよなー』と思いました。根底に流れるものはたぶん同じなんですよね。

　ネタバレになるのでいろいろ言えませんが、今までの中でもトップクラスに盛り上がったのではないでしょうかね。もちろん個人差はありますが（汗）

　強大な敵に仲間と力を合わせて立ち向かう物語が好きな方ならば、お薦めできます。主人公一人で全部解決する物語が好きならお薦めできないかもしれません。

　今も受け継がれる『友情』『努力』『勝利』の物語なのです。

　次回は雑誌の方でも春以降ということなので、ちょっとお休みですかね。

　つっても現在年四冊ですからねー。

　次は確か『冬』なので、その次が『春』ですね。

　最低でも一回休みということでしょう。

『ベルセルク』も良いところで休載ですし、それに比べれば『冒険王ビィト』は区切りが良いところまで終わったので、こちらは待てますね。

　まあ、逆に言えば『ベルセルク』は早く読みたいわけですが（汗）

『ハンターハンター』とかも続報がありませんし。

　区切りの良さというのは重要なようです。

　あーこうやってどんどん休載になると、気分がダウナーになりますね。

　奇跡の連載再開ラッシュは、そろそろ終わりのようです。

　たぶん『こち亀』が終わったせいですね（断言）

　まあ、終わる（休載）する漫画があれば、新しく始まる漫画もあり、そのうちその話もしましょうかね。よてみて。

＜アバンストラッシュ＞