らんま2分の1

「おお、らんま2分の1!」


「ちょっとずつ現代に近付いております」


「らんまも面白かったねぇ」


「うる星と違って格闘寄りの話なので話の幅は狭くなりましたけど多彩なキャラが活躍して面白かったですね」


「らんまが始まる直前は一体どんな話が始まるんだろう?ってすごい期待していた記憶がありますぞ」


「水をかけると別のものに変わるって斬新でしたよね。一体どうやって発想したんだろう?」


「呪泉郷のガイドの人がわざとらしくてよかったなぁ」


「アイヤー!そこはパンダが溺れた泉アルー!みたいな感じだったっけ?」


「最初はらんま親子だけだったその特異体質者が話が進むに連れどんどん増えていったのもまた面白かったな」


「そんなに長く続いた印象もなかったけど実はうる星やつらより長く連載されているんだよね」


「格闘がメインの話だったけどよくあるジャンプ式にならずに最後までらんまらしさがあったのは良かったなぁ」


「掲載誌がサンデーだったからね。ジャンプで連載していたら違っていたかも」


「ところで、好きなキャラは何だった?」


「みんなキャラ濃いけど……強いてあげるなら東風先生かな」


「おうふ……渋いとこ来たね」


「こう言うキャラが真の実力を発揮したらアホみたいに強そうじゃん」


「実際は先生が本気で活躍するシーンはなかったよね?あったんだっけ?」


「原作最後まで集めてないしよく分かんない」


「じゃーそーゆーことで」


「高橋留美子的投げっぱなし来た!」


 今回取り上げるのはらんま2分の1です。この作品は結構知名度高いですよね。

 取り上げときながら色んな事情があって原作後半の話はよく知りません。ネット辞書などの情報を読むと結構波乱万丈な展開があったみたいですね。


 水をかぶると変身してお湯をかぶると元に戻るって本当に斬新なアイディアだと思います。性別だけじゃなくてそれが最初から人間以外の動物もありってところがまた普通の人には思いつかないですよ。そのお陰で水をかぶると黒豚になったり猫になったりアヒルになったり色んなキャラが出て面白かったです。暗器って言葉もこの作品で初めて知ったなぁ。


 らんまもまたうる星やつらに負けず落らず濃いキャラが沢山出て来ましたね。ストーリーは格闘メインなので殆どの場合、話は勝負で決着が着くんですが、特に強さにインフレが起こる訳でもなく最後に世界を救う的な流れになる訳でもなく、飽くまでもらんま世界のちょっと面白い日常で進んでいくのが良かったです。


 まぁギャグですからね、基本。だから格闘はギャグの作法としての格闘で。だから極端なインフレも起こらなかったんだろうなって思います。読んでてもそんなに恥ずかしくないラブコメでもありました。 

 

 アニメも好評だったみたいで良かったんですが、この頃はまだ原作に忠実な絵柄である必要はないって時代でしたね。個人的にあのキャラデザはちょっとアニメっぽすぎて嫌でした。キャスティングは問題なかったですけどね。山口勝平TVアニメ初レギュラーだったりするところも伝説の作品っぽいですねぇ。


 アニメと言えば原作の話を結構改変してるのも納得出来ないところがありました。あの当時はそう言うのが普通に許されて……って言うかあの頃は原作に100%忠実なアニメなんてなかったんじゃないかな?だから時代のせいなんですよ。


 時代といえばつい最近になってまさか実写化されるとは思わなかった。一応見る事は見たけど当然のようにイメージ崩れました。らんまを実写化しちゃあいけない(戒め)。


 本作の印象が薄い為に記事も薄くなってしまい申し訳ないです。それでも語りたかったんだよお。どうかぬるい目で見てやってくださいませ(謝罪)。

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