表現を続ける、人の業の深さの袋とじを、ハサミを入れずに、覗き込む。あ、そんなに話しを引っ張ったら、本音と世間の薄皮一枚の大事な所がサケチャウ!見えちゃいそーで見えてる!ギリギリの向こう側へ。
作家になって作品を書き続けることは自慰との戦いであるという、実は(毛)深いテーマが書かれています。カキたいものをカケないという作家の大変さを、下ネタを楽しみながら味わえる優れた短編です。