僕たちのキラキラネーム

作者 花咲紫音

365

154人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

 昔、人の名前を多く見る職に就いていた頃、読めない名前を沢山見てきました。まあ、塾の事務だったんですが。子供の名前と親の名前、どちらにも対応すべき仕事でありながら、もはや世代的に親の名前もキラキラネームでして、読めなかったのです。
 この作品はボケとツッコミが絶妙なテンポになっていて、どんどん先に読み進められます。そして最後はある意味究極の、キラキラネームになるのでした。めでたし、めでたし。
 まだ読んでいない方は是非、御一読を。

★★★ Excellent!!!

笑わせるというのが、実は一番難しいのではないのかと思う。泣かせるよりもずっと。
この作品はその点、終始笑いっぱなしだった。とにかく面白い。コメディセンスは嫉妬するくらいだ。
けれど、笑えるからいいのか?ではない。笑いのなかにしあわせがある、ここなのだ。
単に笑えるのなら、いくらでもあると思う。けれど、こんなに笑って幸福感まで味わえる作品はあるだろうか?
最後のオチも見事だった。
最近うつむきがちなあなたにオススメ。きっと前を向きたくなる、これはそんな作品だから。

★★★ Excellent!!!

9割くらいまでよんで、ふーん、夫婦漫才かぁ、と思ってたのですが、最後の最後でオレンジジュース吹きかけました。おもしれーです。

★★★ Excellent!!!

名前、難しい問題ですよね。
奥さん、一生懸命なんだけどなぁ……
旦那さんがどこまでも優しくて、ホッとしました。
きっといい家族になると思う。
もし自分の名前で大変な思いをしたら、家族に、込められた願いを尋ねてみてください。
そしたらちょっと楽になる、かも……?

★★ Very Good!!


ブラック・ユーモア的なオチでなかなか良いですね。

作中で『天使の名前をつけるのはおこがましい』という意見がありますけど、海外だとむしろ天使の名前を参考に名付けられた方なんて普通にいるので、日本人特有のにわか感が溢れてますね。

アーサー王伝説も表面だけかじったような言い分ですし、『一般人』の等身大で描かれている稀有な作品です。
そういった評価の視点もあってよいのではないでしょうか。

★★ Very Good!!

マタニティハイって言葉を初めて聞いた。
奥さんのテンションの高さに乗っかってしまうとヤバイ方向に行ってしまうんだな... ...。
私も結婚したら気を付けよう。
しかし、オチは中々、秀逸。
ほっこりした気持にさせてくれる作品。

ちなみに私も実はキラキラネーム。
某アニメキャラクターと同じ名前で学生時代に名前を卒業式とかで呼ばれると世代の人達からの視線が凄い。
学生時代はあんまり良い気はしなかったが、社会に出ると名前をすぐに覚えて貰えてかなり重宝している。

目立つ名前という名前も良いかもしれないが、社会に出た時の事も考えて役に立つ名前を付けてあげるのも良いかもしれない。

★★★ Excellent!!!

 生まれた子供が不憫としか思えないラストでした。
 平凡な名前をちゃんと両親がつけてくれたとしても、マジであのラストは衝撃的でした。キラキラネームという現代社会の闇を見事に描き出した作品だと思います。

★★★ Excellent!!!

 面白かったです。この一言に尽きます。
 お父さん。がんばりましたね。

「生まれてくる我が子に、いい名前を!」という思いは誰も同じだと思うのですが、
「……なぜにこの名前?」と思うこともありまして……。

 角が立たないようにがんばったお父さん。
 その頑張りの成果は――。

 ぜひ、ご自分の目で読みになって下さい。


追記
 花咲紫音さんに、お伝えしたいことがありますので、私の近況ノートまで起こし願えますでしょうか。

Good!

 レビューで「オチが秀逸」「とても笑った」など大絶賛の声が多かったので期待して読み始め、オチに辿り着いた時の気持ちをタイトルとさせていただきました。

 誰も悪くありません。強いて挙げるなら、本文より先にレビューを読んで、勝手にハードルを上げた私が悪いのです。

 刀が6本ではなく8本となっているのは、奥さんが名前以外もよく覚えてなかったという解釈でよいのかな……?

★★ Very Good!!

文章が丁寧かつ簡素で最後までスッキリ読み進めました。
オチが「この旦那さんなのに?」と思い、少々強引だった気もしますが面白かったです。
知り合いにキララとか(漢字不明)娘さんに名付けてる人がいますので、この娘さんの将来が心配です。

(仮)山本キララ、68歳――――

★★★ Excellent!!!

名前は取り外し難い装身具のようなものだ。親が生誕直後のこどもにつける、呪術的な装身具。親のかける呪いは、ふつうごくささやかな祈願だ。でも、ときには意図されざる呪詛にもなる。
この小説は、そういう「呪い」を物語っている。

★★★ Excellent!!!

これ以上無い両親の愛が篭ったキラキラネームには違いないでしょう。
幼い頃から改名できることを言い聞かせながら育てれば、アフターフォローも完璧に違いありません。
孤独に戦い、力尽きた新米パパに幸あれかし。

★★ Very Good!!

ありったけの愛情と、様々な思いを名前に込める。世の中に氾濫する名前とは違ったものを。唯一無二の個性を求めて。
妻のハイテンションに既視感を覚え、ああこれは昔小説を書き始めた頃の自分だ、と思い当たった。
ちょっぴり自分の黒歴史を思い出しながら読み進め、最後のオチで笑った。

Good!

ほんとのキラキラネームも、実際には苦悩しつつ妥協に妥協を重ねて名付けてしまうことが多いよーな気がします。そりゃ両親ともにアレな、似た者夫婦もいるでしょうが。現実には、ねえ。妥協もおーいでしょう。
そんな旦那の苦悩と妥協のせめぎ合いを、微笑ましく笑える作品です。
前半読んだとき、このまま堕天するんじゃないかと思いました。

★★★ Excellent!!!

クスクス笑いながら読ませていただきました。旦那のツッコミがいい、奧さんに愛情を持ちながらのツッコミが可愛らしい。そしてラスト! 今日一日楽しい気分で過ごせそうです。ありがとうございました。