今の言葉は、未来には残らないかも知れないから

こんばんは、埴輪です!


ちまたに溢れる言葉の数々。


その真意を一言で言えば、「私を見て!」ということになるのではないかと思います。


注目を集めることが第一になると、言葉は荒れます。


なぜなら、整った言葉は目に留まらないからです。


硬く、尖って、傷ついてしまいそうな言葉にこそ、人は注意を向けてしまいます。


それは、自身を守ろうとする防衛本能ではないかと思います。(荒れた言葉の内容が、自身に影響を及ぼすか否かを、見極めなければなりませんから)


ただ、そうした荒れた言葉ばかりになると、整った言葉はますます目に留まらなくなるばかりか、荒れた言葉ですら、当たり前なものとして目に留まらなくなってしまいます。


そのため、言葉はより一層、荒れていくばかり……それが、今の言葉だと思うのです。


ただ、荒れた言葉はその場限りで、未来には残らないかも知れません。


硬く、尖って、傷ついてしまいそうな言葉を、心に残しておきたくはありませんからね。


一方で、昔から今も残る言葉があるのは、それを心に残したかったからに他なりません。


目ではなく、心に留まるような言葉を紡いでいけるよう、これからも精進します!

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