考えるということ
おはようございます、埴輪です!
ここ最近、自分で考えていない、あるいは、自分で考えることができない、自分で考えることを忘れている、自分が考えるということを知らない、自分が考えるということを考えたこともない……というような方が増えているのではないかと、空恐ろしくなることがよくあります。
自分ではない誰かの考えをトレースし、さも自分の考えであるかのように語ったり、その考えに基づいて行動したり……それができるのも、何も考えずに生きていくことができるからなので、それを否定するつもりはありませんが、それがいざ通用しなくなった時……誰かが考えても答えが出ない時には、それでも誰かが考え出した、真偽不明の答えに飛びついてしまい、結果、自己責任だけでは済まされない事態に陥ってしまう……そんな未来には、憂いを禁じ得ません。
巷に溢れる不平不満も、強引にまとめれば「もっと考えて欲しい」に尽きると思いますが、なぜ自分で考えないのか……もちろん、自分が考えても仕方がないこともありますが、なればこそ、自分が考えるべきことが他にあるはずですし、考えることで、自分がやるべきこと、やりたいことも見つかるのではないかと思います。
考えることは大変疲れますし、時間もかかります。
考える時間がない、考える時間がもったいない……そうやって、考える必要のない社会となったことで、いざ考えなければならない事態に直面した際、この上なく効率が悪化し、無為な時間が生じているのですから、何とも皮肉なものです。
週末の予定がなくなった方も少なくないと思いますが、その空いた時間を考えることなく埋める前に、まずは自分自身について考えてみてはいかがでしょうか?
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