「異世界転生」が人気な理由を改めて考えてみる

こんにちは、埴輪です!


今日は午後13時からFF14のプロデューサーレターライブがあるので、それまでにさくさく書いてみたいと思います!


……とはいえ、内容的には重たくもあるのですが、だからこそ、さらっと書いてしまうぐらいの方が、丁度いいのかもしれません。


さて、今に始まったことではありませんが、異世界転生ブームです。

カクヨムでピックアップした作品が、どれも「〇〇が異世界転生したら」という内容だったので、改めて、なぜ異世界転生が人気なのかを考えてみた次第です。


結論から言えば、需要があり、供給がしやすい……これに尽きると思います。


私は異世界転生小説の大半を「大喜利小説」だと思っていますが、それは「〇〇が異世界転生したら」というお題に沿って、物語が作られているからです。


私は「大喜利小説」に「〇〇が異世界転生したら」というお題(コンセプト)があっても、それ以上のテーマがないと思っているので、魅力を感じないわけですが、お題が明確なだけに、物語を作りやすいだろうとは思います。


小説に限らず、お題があると文章は書きやすいものです。


自由に書いていいと言われると、自分の中に書きたいもの(テーマ)がないと何を書いていいのか途方に暮れてしまいますが、お題があれば、多くの前例を参考にして書くことができる……多くの異世界転生小説が、これに該当すると思います。


つまり、自分の中に明確に書きたいものはないけれど、それでも小説を書きたいという人にとっては、「〇〇が異世界転生したら」という、需要のあるコンセプトがあるのだとしたら、それを使わない手はないと思います。


では、そんな「大喜利小説」がなぜここまで需要があるのかといえば、小説に「面白さ」や「楽しさ」を求めている人が多い、ということなのかもしれません。


そう考えると、個性的なキャラクターの掛け合いが延々と続いていくような小説が人気だったり、とにかく奇抜な設定、これは盲点だったといった、面白いアイディアの小説が評価され、売れていくということにも納得がいくように思います。


私はそうした小説の在り方を否定する気持ちはなく、ただ、自分が読みたい小説と書きたい小説とは違うものだと感じているだけで、それだけに、我ながら難儀なものだとも感じておりますが、だからこそ、こうした状況を覆すような、面白くて、楽しくて、テーマもあってという作品を書けるよう、頑張りたいと思います!


【追伸】


昔も今も、長きに渡って一日は二十四時間であり、その長さは不変です。


当たり前のようですが、この事実はとんでもないことで、どれだけ娯楽が増えようとも、それに個人が使える時間はそう変わっていないということにもなります。


その限られた時間を、人は自由に使っているわけで、その一つに小説もあります。


これだけ娯楽がある中、主として文字で表現する小説が生き残っている理由は、作りやすく、読みやすい……有体に言えば、今は無料で読めるからです。


ただ、漫画やアニメ、ゲームも無料で楽しめる世の中において、価格の優位性だけで生き残っていくことは難しく、ではどうすればいいかと言えば、小説が文字だからこそできること……人の心を深く揺さぶること、ただそれだけだと思います。


漫画とも、アニメとも、ゲームとも違う感動、良い時間を過ごしたという満足感……そういったものを与えられる小説を書くことを、私は目指します!


……道は果てしなく、困難だとは思いますが、死ぬまで諦めませんよ!

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