酔った勢いで書いた『詩学』のすすめ

こんにちは、埴輪です!


……最初にお断りさせて頂きますが、今回の文章は昼間から飲み散らかして乱れた状態で書き散らかしたものなので、いつも以上に文章が散らかっていると思いますが、ご容赦頂けると幸いです!


さて、ネットで注文していたアリストテレスの『詩学』を本日入手しました!


FF14に出てくるトークン……集めると装備やアイテムと交換できる通貨のようなもの……に『詩学』があるという、ただそれだけの理由で読んだのですが、これは創作をしている人にはぜひ読んで欲しい内容でしたので、強くおすすめ致します!


特に、光文社古典新訳文庫の三浦洋氏訳による『詩学』は今年(2019年)発売されたばかりで、『詩学』についてあらゆることが解説されているの、『詩学』を読んだことがある方にもおすすめできます!(『コワスラン論考』の全訳付き!)


私は本作を図書館で借りて読んだのですが、この先の人生においても、ずっと手元に置いておきたい一冊だと思ったので、改めて購入した次第です!


良かったことを書き出すと切りがないので、一つだけご紹介させて頂くと、「カタルシス」という言葉の意味について、考えることができたということです!


創作をしている方なら「カタルシス」という言葉の意味をご存じの方もいるかと思いますが、それが誤解……というのは言い過ぎですが、アリストテレスがもっと別の意味、意図で使っていたということを、知ることができたように思います!


それを具体的に示すのは私の手に余ることですが、敢えて言うならば、作品によって純粋に面白いという感情を受け手に与えることと言いますか、そうした感情を与えるために、あらゆる創作物が存在しているのだろうと思います!(つまり、それ以外では得ることのできない面白さを与えるのが、作品であるということ)


読む人によって感じ方、解釈の仕方も異なると思いますが、この紀元前に書かれた書物が現存し、また、多くの名作を世に残してきた作家達も、『詩学』がある世界で生きていたという事実だけでも、一読の価値はあると思います!

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