リメイク ~原作を超えるもの~

おはようございます、埴輪です!



ゼノギアスのリメイクを本当にやるとしたら、

原作の何倍も努力しないと難しいだろなーと思います。

少なくとも5年は掛りますね。



……とは、作曲家の光田康典みつだやすのりさんが日記で書かれていたことですが、本当に「リメイク」というものは大変なことだと思います!


先日、自身の小説をプチリメイク――かなり大変な作業でしたが、それでもプチと付けざるを得ない――を体験したことで、「リメイクは作者自身でなければ為しえることができない」ものであると、つくづく実感しました!


私が考えるリメイクとは、「自分の思い描いた世界や物語を、より伝わるように作り直す」ことであり、何かを付け足すにしろ、取り除くにしろ、全てはそのために必要だからこそするものだと思っていて、逆に言えば、その余地がないほど完成されている作品はリメイクする必要がないと思います。


私自身、ゼノギアスのリメイクは長年望んでいることではありますが、その一方で、それがよくあるゲームのリメイク――グラフィックの向上、新要素の追加など――だったら、必要ないとも感じています。


なぜ私がゼノギアスのリメイクを望んでいるかと言えば、ゼノギアスの世界をより深く知りたい、楽しみたいと思うからで、つまりはオリジナルのゼノギアス以上の面白さを、リメイクには求めているわけです。(もう一度遊びたいなら、オリジナルのゼノギアスを遊べば良いだけですからね!)


ゼノギアスの正式な開発期間は不明ですが、公式設定資料集に「2年とちょっと」「3年以上というのは噂」と監督の高橋哲哉たかはしてつやさんが書かれているので、光田さんが示した「5年」という期間も、それを受けたものだろうと思われます。


オリジナルを超える制作期間が必要ということからも、ゼノギアスをリメイクするなら、それ以上のものを作らなけばならないという強い想いが伝わってくるようですし、それこそが本当に求められているリメイクなのだろうと思います!


……なお、冒頭で引用させて頂いた光田さんの日記「リメイク」には「追記」という続きもあるので、参照される場合は合わせてご覧ください!

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