「借り物の力で調子に乗んじゃないよ」
……この台詞でピンときた方は、私がサガ好きと認定しましょう!
こんばんは、埴輪です!
このタイトルは「サガフロンティア2」に登場する台詞の引用なのですが、何かにつけて思い出すことが多く、私の「座右の銘」と言っても過言ではありません!
私が書いた小説のほぼ全てが「一次創作」であることも、この言葉が影響しているのではないか……ふとそう思ったので、今日はそれついて書きたいと思います!
タイトルの台詞は強い口調(悪役に向けられもの)ですから、「借り物の力」=「二次創作」などと書くとあらぬ誤解を招いてしまいそうですが、そんな側面もあることは事実だと思いますし、決して忘れてはいけないことだとも思います!
私も以前スマホゲー「グリムノーツ」の「二次創作」を書かせて頂き、それが今もなお公開している全作品の中で最も「おすすめレビュー」が多い、評価されている作品だというのも、「原作」である「グリムノーツ」のお陰だと思います。
また、私は趣味でイラストを描いており、ネットで公開することもあるのですが、評価されるのはもっぱら「二次創作」のイラストですし、そもそも「原作」があるからこそ描きたいと思ったわけですから、それを「実力」とは言えません。
……とはいえ、私は「二次創作」を否定しているわけではありませんし、「二次創作」とはいえ、その中に「オリジナリティ」を感じるものもたくさんあります!
ただ、時に「原作」を好きだから「二次創作」をしているのではなく、評価されたいがために「原作」を利用しているのではないか……そう感じることもあります。
より多くの人に見て貰いたい、楽しんで貰いたいということを第一に考えるなら、それは正しいことだと思いますが、それによって得られた評価は決して自分一人の力によるものではないということは、肝に銘じるべきだと思います!
ある意味では、日々ネタ合戦が繰り広げられているTwitterを眺めていると、本当に「原作」が好きだからやっている「二次創作」がある一方で、「原作」をただ宣伝のために利用しているのではないかと思えるものもあり、何だか切なくなります。(「二次創作」ならまだしも、「原作」そのものを利用していることも……!)
……そんなことを言っている私自身も、「カクヨム」とは全く関係のない「FF14のコミュニティサイト」で宣伝をしているわけで、ブーメランもいいところであるという自覚もありますが、この自覚することこそ大事なのだと思います!
少なくとも、私はFF14を好きでやっているということは胸を張って言うことができますし、宣伝のために嫌々続けているわけではありません。
恐らく、そうした内なる想いは隠し切れるものではなく、「借り物の力で調子に乗ってしまう」と、作品以上にそのことが伝わってしまうのではないかと思います。
「借り物の力で調子に乗んじゃないよ」
「二次創作」をする時だけでなく、「一次創作」をする時も、決して全てが自分一人の力によるものではないという意識は、常に持ち続けたいものです!
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