勘違いと電子書籍のこれから

こんにちは、埴輪です!


私はAmazonで電子書籍を販売しているのですが、数年前から販売中の長編小説『株式会社魔法少女 ~Magic Girl Company~』に初めてレビューを頂きました!


嬉しい!


……というわけで、単純な私はおざりだった電子書籍にテコ入れをするなら今だと思い立ち、今日はそのための作業を進めることにしました!


――ところが。


この作業に関して「二つの勘違い」をしていたことを、呑気にロドスト(FF14のコミュティサイト)の更新をしていた私は、知る由もありませんでした……!


一つ目の勘違いは、私が使っている一太郎のバージョンでした。


「一太郎2016」はEPUB(電子書籍の書式)編集に便利な機能を備えているとのことで、これは都合が良いと作業を進めていたのですが、私が持っているのは「一太郎2015」だということが発覚……EPUBでの保存はできるものの、期待していた便利な機能は搭載されていませんでした。


そのため、アップグレードも検討しましたが、EPUBでの保存ができるなら、現状でもどうにかなるのではと考え直し、結局、どうにかすることにしました!


といっても、特別なことをしたわけでもなく、私は単に「目次」を簡単に作りたかった……つまり手間をかけたくなかっただけなので、手間をかけることで解決することができました!(その手間も、理解すれば些細なことでしたが……!)


これにより、後は表紙を作れば出版できるところまで漕ぎ着けたのですが、この表紙を作るというのが大変なことで、作品の電子書籍化が進んでいないのも、この表紙を作るのが億劫だった……面倒だったからに他なりません!


最初こそ、物は試しと私が最も得意とするイラスト「埴輪」を基調とした表紙を作成し、電子書籍の販売を開始したのですが、これでは購買意欲をそそらないどころか、作品の良さが一切伝わらないということに気付き、ちゃんと伝わるようにと表紙を作るようになったのですが、これがもう、小説を執筆するのと同じぐらい大変なことだったので、もっと楽に表紙を作れないものかと考えるようになりました。


そんな私が見つけたのが、Amazonが提供する「表紙作成ツール」です!


他にも電子書籍の表紙作成を支援するツールは存在しますが、楽をしただけ品質も下がってしまっては本末転倒だと「埴輪」で身に沁みていた私ですから、それらのツールの使用を躊躇っていたのですが、「人目を引く、プロがデザインしたような表紙を作成したい場合は、表紙作成ツールを試してみてください」という謳い文句に心を動かされ、「これを使ってみよう!」と決断しました!


――しかし。


ここで私の二つ目の勘違いが発覚しました。


……先に弁明をさせて頂きますと、私が「表紙作成ツール」を使おうと思った時には、こんな注意書きはなかったと思います!


恐らく私のように勘違いした人からのクレーム受けて、後から追加したに違いありません!(私が見過ごしていただけという可能性ありますが……!)


では、実際にどのようなことが書かれていたか、以下に引用させて頂きます!


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人目を引く、プロがデザインしたような表紙を作成したい場合は、表紙作成ツールを試してみてください (kdp.amazon.co.jp では現在サポートされていないため、ご利用いただけません)。

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……というわけで、電子書籍の出版は表紙の作成で頓挫しました!


すでに述べた通り、他にも表紙作成を支援するツールはありますので、それを利用すれば良いと思われるかもしれませんが、今回の出来事を経て、私は表紙を一から作りたいと思っているということに、改めて気付くことができました!


私は昔からイラストを描くのも好きで、とてもプロレベルとは言えませんが、それなりのものなら描くことはできますし、すでにそうやって作成した表紙を使って電子書籍を販売しているというのも、先に述べた通りです。


それなのに作品の電子書籍化が進んでいないのは、これも先に述べた通り面倒だったからで、頑張って描こうと覚悟さえすれば、解決する問題だったのです!


……ちなみに、今回電子書籍化を予定しているのは、カクヨムで公開中の『不老のセツナと不死のイマ』です。


これは私の自信作であり、おすすめレビューも頂いている作品ですが、最近はPV数が増えることもなく、短編小説という性質上、もし発掘されても書籍化が難しいことを考えると、電子書籍化でもう一花咲かせてあげたと思ったわけです!


また、電子書籍となるとカクヨムとはまた違った読者層の目に触れることになると思いますし、何よりもこの作品はお金を払って読んで頂くだけの価値があると他ならぬ私が判断したからこその、電子書籍化でもあります。


その判断を出版社ではなく作者自身ができることが電子書籍化の何よりのメリットだと思いますし、読者もより自分の判断で買うか買わないを決めることができるということは、とても公平なことなのではないかと思います!


……ともあれ、表紙が完成次第『不老のセツナと不死のイマ』はカクヨムでの公開を終了しますので、無料で読めるのは今だけです!


『不老のセツナと不死のイマ』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883595861


ただ、電子書籍として販売された後も、「Kindle Unlimited」なら本作はもちろん、私が販売している電子書籍が全て読み放題ですので、ぜひ導入をご検討頂ければと思います!(すでに導入されている方は、私の作品をぜひご覧下さいませ!)


表紙はまだ何も手をつけていない状況ですが、少しでも作品の魅力を伝えられるものとなるよう、頑張って作成したいと思います!

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