目で見る投票率
こんばんは、埴輪です!
選挙の度「投票率の低さ」に驚かされていている私ですが、期日前投票の会場で長蛇の列に遭遇したことで、改めてこの点について考えてみることにしました。
※以下、総務省のホームページで閲覧できる「目で見る投票率(平成29年1月)」(http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/index.htmlの下方のリンクより閲覧可能)を参考にしながら、お話させて頂きます。
「平成26年衆議院議員総選挙(小選挙区)」の「当日有権者数」は「103,962,784人」で、「投票者数」は「54,743,087人」、「投票率」は「52.66%」でした。
「投票率」に注目すると「約50%」……有権者の約半数しか選挙に行ってないということで、大変少なく感じますが、その人数は「約5千4百万人」です。
ちょっと調べたところ、「東京ドームの収容人数」が「約5万5千人」のようなので、「約1000個分」となります。
……それはともかく、これらの数字を列挙することで、選挙がいかに途方もないものであるか、何となくでもご理解頂けたのではないかと思います。
私が知る限り、約5千4百万人もの人間が、同じ目的のために何かをする機会は選挙を置いて他にありません。
その一方で、それにほぼ匹敵する有権者が投票をしていないという事実も無視できませんが、約5千4百万人もの人間が投票したという事実もまた無視できないものであり、決して意味のない数字ではないと感じた次第です。
また、「無効票」についても調べてみたところ、驚くべきデータが記載されていたので、こちらも参考までにご紹介したいと思います。
上記の「平成26年衆議院議員総選挙(小選挙区)」の「無効票」は「1,801,562票」……約180万票であり、その内「白紙投票」は「1,001,331票」……約100万票にも上ります。
つまり、わざわざ選挙に行ったにも関わらず、白紙を投票する人が全国に約100万人いるということで……投票率の低さ以上に、空恐ろしくなりました。
他にも「単に雑事を記載したもの」が約49万票、「単に記号・符号を記載したもの」が約17万票、「候補者名ではない者又は候補者になることができない者の氏名を記載したもの」が約9万票など、信じられないデータが記載されていました。
冒頭で述べた通り、私は選挙の度に「投票率の低さ」に驚かされており、それを是正することが何よりも重要だと思っていましたが……その道のりは、私が思っていた以上に険しいものであることを、数字によって実感することができました。
それでも、有権者の約半数の意志で日本全体を動かすのは土台無理な話ですので、全ての有権者が、選挙で正しい一票を投じるようになって欲しいと思います!
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