コンテストの公平性
こんばんは、埴輪です!
さて、今日は何を書こうかしらんと思っていたところ、カクヨムからこんなお知らせが出ていました。
【重要】自主企画にも参加しているコンテスト応募作品のランキング評価について
https://kakuyomu.jp/info/entry/user_event_attention
……正直、この対策がなされぬまま自主企画が実装されていたことに驚きました。
自主企画に参加している作品は週間・月間ランキングには反映されないという仕様だったので、当然コンテストもそうだろうと思っていたのですが……。
本件に関しては対策が予定されているので、これ以上とやかく言う必要もないのですが、お知らせの中にあった「コンテストの公平性」という言葉に、私は何か引っかかるものを感じました。
コンテストの応募作品を自主企画に参加させることで露出度を上げ、評価される可能性を高める……カクヨムはこれを公平ではないと判断したようですが、そもそもコンテストが公平ではない現状において、公平性という言葉を使うのはいかがなものか……そう、私は思いました。
コンテストが公平ではない……と言ってしまうと語弊があるかもしれませんが、私を始めコンテストの参加者は、応募作を可能な限り宣伝しているはずですし、その宣伝力……プロモーション力は、人によって大きな差があります。
しかし、読者選考型のコンテストとはそういうものであり、この差を公平ではないとしてしまうと、公募型のコンテストと選ぶところがありません。
だからといって、何でもありというのでは余りに余りなので、せめてカクヨムの中だけでも公平性を保とうしているのだろうと思いますが、なればこそ、なぜ実装前に気付くことができなかったのかと思わずにはいられません。
それに、カクヨムの中だけでも公平性を保つことは難しく、コンテスト開始一週間でランキングの上位に入れるだけの「おすすめレビュー」を獲得しなければ、その後は埋もれる一方ですし、それを覆すことが困難であることを考えれば、応募作品をランダムで表示することこそ「コンテストの公平性」を保つために必要だろうと思いますし、その他にも、やれることは色々あると思います。
それなのに、これだけ対応しても……というのが正直なところですが、少しでも公平性が保たれようとしていることを、歓迎すべきだろうとも思います。
……それにしても、「コンテストの公平性」というのは考えれば考えるほど難しいというか、そんなことを考えることなく、ただ面白い作品が評価され、書籍化されというのが最も公平なのでしょうが、どうもそれだけではないというのが、コンテストの実情なのだろうと思います。(読者選考型・公募型問わず)
それでも、応募するより他に道はないのですけれどもね!
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