Google Analytics(アナリティクス)を使ってみた。~導入すると分かること~

おはようございます、埴輪です!


『アクセス解析ツール・Google Analyticsをカクヨムで使えるようになりました。その他、応援シェアの改善も行っています。』

https://kakuyomu.jp/info/entry/kakuyomu_googleanalytics_introduction


……というわけで、「第2回カクヨムWeb小説コンテスト読者選考期間最終日」という妙なタイミングに実装された「Google Analytics」を導入してみました!


結論から言えば「導入して損はなし」というのが、私の見解です!


設定方法は上記URLを参照して頂ければと思いますが、途中で表示される利用規約などの細々したことを気にせず手続きを進めれば、そう難しくはないと思います!


――でもって。


「Google Analytics」を導入すると何が分かるのか、簡単にまとめてみました!


①トップページのPV数が分かるようになる


公開している作品が読まれているかどうかは……作家にとって一番気になることですが、カクヨムではそれを知るための手段が「PV数」しかありませんでした。


「Google Analytics」を導入すると、エピソードの加えて作品のトップページのPV数もカウントされるようになるだけでなく、それがどういったものなのか……同じ読者が読んだものなのか、それとも別の読者が……を知ることができるようになります。


②ネットの宣伝効果が分かりやすくなる


公開した小説を誰かに読んで貰いたいなら、作品の宣伝は必要不可欠です。

作品を読者選考型のコンテストに応募するつもりなら尚更……というわけで、様々な宣伝活動を行うわけですが、手軽かつ低コストな宣伝方法と言えば「ブログ」や「SNS」だと思います。


私は「Twitter」と「ロードストーン」(FF14のコミュニティサイト)の二つをカクヨム以外の宣伝活動の柱としており、その効果を「結構あるみたい」とは感じてはいたのですが、「Google Analytics」を導入することで、それを具体的な数値として知ることができるようになりました。


③リアルタイムで読者の動向が分かる


私が「Google Analytics」を導入して一番面白いと思ったのが「リアルタイム」という機能で、今この瞬間、作品のトップページやエピソードを読んでいる読者の数や動向を、リアルタイムで知ることができます。(すっごーい!)


ですから、新たなエピソードを公開した直後にどれぐらいの反応があるかを調べることもできますし、執筆中の息抜きに「誰か読んでいる人がいないかな……」と、様子を見ることもできます。(私の場合は「0」ということも多いのですが……!)


これはPV以上に「読まれているという実感」が強く、いつまでも飽きることなく見ていられるので、執筆が疎かになってしまわないよう注意が必要です!



……以上のことから、「読者の顔がより見えるようになる」ということが、「Google Analytics」を導入する最大のメリットではないかと思います。


本来「Google Analytics」は「ネットショップ」や「アフィリエイトサイト」の運営に役立つアクセス解析ツールなので、「作品」を「商品」、「読者」を「顧客」を捉えて工夫を重ねれば、PV数……売り上げを伸ばすことも十分に可能であり、カクヨムはそれを奨励しているからこそ、「Google Analytics」に対応したのだと思いますが、数値……成果が目に見えるからといって、それを伸ばすことに執着してしまうと、肝心の作品そのものものまで、それらを獲得するための手段となってしまうのではないか……そんな危険性も感じています。


とにかく作品を多くの人に読んで欲しい、評価して貰いたいということが小説を書く目的であるならば、それを追求するのも一つの道だとは思いますが……ご利用は計画的にと、敢えて言わせて頂きたいと思います!(もちろん、私だって作品を多くの人に読んで欲しいですし、評価もして欲しいですが……それ以上に読んで欲しい作品、評価して欲しい作品を書き上げることが重要だと思います!)


最後に、分かるようで分からない用語の解説を少々。



■セッション


「セッション」とは「訪問数」のことです。


例えば私の作品のトップページに「A」という読者が訪れ、様々な作品の様々なエピソードを読んだとしても、「セッション数」は「1」となります。


これは「セッション」が「訪問から離脱」までを一つの単位にしているからで、「A」が同じページに長時間留まったり、他のサイトに移動したりして離脱した後、再び私の作品に訪れたとしたら、「セッション数」は「2」となります。


■ユーザー


「ユーザー」とは「ユーザー数」のことです。


「セッション」との違いがややこしいですが、「セッション数」は同じ読者でも再訪問することで増加するのに対し、「ユーザー数」は新たな読者が現れない限り増加することはありません。(単純に読者の数だと考えて差し支えないと思います)


■ページビュー数


「ページビュー数」とはカクヨムでもお馴染み「PV数」のことです。


同じ読者だろうがそうじゃなかろうが、とにかく読まれた数だけ増えていきます。



今後カクヨムでも「Google Analytics」使い方を解説してくれるようなので、そちらにも注目したいと思います!

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