リメイクするということ ~伝え方が9割~

こんばんは、埴輪です!


今日はサクサクいきたいと思います!


現在執筆を勧めている「僕ここ」は、昔に書いた作品のリメイクです。

前々からリメイクには興味があり、コンテストという機会を得て着手することにしたのですが……実際にリメイクを進める中で、リメイクはオリジナルで伝えたかったことを、より伝えやすくすることではないかと思った次第です。


……こう言うと、オリジナルよりリメイクの方が良いような感じがしますが、リメイク作品がオリジナルを超えられない的な話はよく聞きます。

特にゲーム好きの私としては、オリジナルを超えたリメイクに、ついぞ出会えた試しがありません!(断言)


これは単に思い出補正が作用しているだけではなく、リメイクとオリジナルは全くの別物だと考えれば、納得できるような気がします。


オリジナルの方が良いという人は、オリジナルで満足しているわけで、そこで得られたものは他では得られないからこそ、価値を感じているのではないかと。


つまり、リメイクとはオリジナルでは楽しめなかった人に向けた作品なのではないかと思うのです。(これは漫画やアニメの実写化においても同様だと思います。)


そういった意味では、リメイクを進めている「僕ここ」も、オリジナルを楽しんでくれた方には満足頂けない可能性はありますが……悲しいかな、その対象となる人数は極めてなく、だからこそ、より多くの方に楽しんで貰いたいと考えた時に、リメイクは大いに意味のあることではないかと思います!


なので、もし自分は良いと思っているのに評価がイマイチという作品があれば、それを評価されるまでリメイクし続けるというのも、一つの手ではないかと。


……ただ、リメイクはオリジナルがあるだけに楽そうな印象も受けますが、実際にやってみると新作を書くのと大差がないといいますか、そこまでして初めてリメイクと言えるのではないかと思います。(そうでない場合は、加筆・修正)


世の中には「伝え方が9割」という本があり、その内容を全く知らない私が言うのもなんですが、これは小説にも当てはまるような気がしています。


同じ「愛」というテーマでプロとアマチュアが小説を書いたとして、その何が違うを一言で言えば「伝え方」で、テーマ設定の段階ではプロもアマも同じというか、それをいかに読者に伝えることができるかが、腕の見せ所なのだろうと思います!


ですから、評価されなかったからといって、その作品の全てに問題があると考えるのではなく、リメイクする余地があるのではないかと考えること。

また、リメイクしてでも伝えたいものがその作品にあるのかどうかということを考えることも、捜索活動には必要なことかもしれません。

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