小学館ライトノベル大賞への道 第六話「最中。あるいは、小道具のお話」
「さいちゅう」じゃないよ!
「もなか」だよ!
こんばんは、埴輪です!
お陰様で「第六話」を書き上げることができました!
で、何が最中かといえば、第六話で活躍した小道具が最中だったということです!
「小道具とは何か?」……それは、小説に登場する細々としたものです。(私の中の定義によると)
眼鏡、ペットボトル、鉛筆、本、飴玉、最中……エトセトラ、エトセトラ。
私の小説では、この小道具が重要な役割を果たします。
これがあると、シーンの間が持つといいますか、単に会話を延々と続けているシーンに動きが出るといいますか、キャラクターの個性を演出できるといいますか……とにかく、何かと便利なので使っています!(本音)
正直、これが私が思うような効果を挙げているかは未知数ですが、少なくとも書き手の立場としては、テクニックとして成立しているのではないかと思います!
一方で、「このシーンではこの小道具を使おう!」と明確に決まっている場合と、そうでもない場合が存在します。
本日取り上げた最中はまさに後者で、執筆の段階で登場させたところ、非常に重要な役割を果たしてくれました!
すごいぞ、最中!
……具体的には、お茶菓子を登場させようと思って、思いついたのが最中でした。
別に、薄皮饅頭でも、信玄餅でも、砂糖菓子でも、何でも良かったと思うのですが、真っ先に思いついたのが最中。
ただ、いざ登場させて、物語に深く関わるようになると、最中以外では駄目だったろうなとも思うわけです。
最中だからこその説得力。(……があるのかどうか)
そんな中で注目しのが、「思い付き」という言葉。
単なる思い付き……というのは、小説以外でも多々あると思います。
ただ、それを思い付いた理由は、その人がこれまで歩んできた人生そのものではないかと思うのです!
……何か、話が大きくなりましたが。
よく……でもありませんが、「あの時に戻って人生をやり直したい!」とか、「人生をやり直すならどうしますか?」みたいな話がありますが、私的には「あの時に戻って人生をやり直したい!」と思っているのは今の自分なわけで、そう思うに至ったのはそれまでの人生があったからと考えると、実際にあの時に戻ったところで、今の自分がなぜ人生をやり直したいと思っていたかは、理解できないと思います。
よしんば、今の記憶を持ったままあの時に戻ったとしても、その記憶の中には過去に「あの時に戻って人生をやり直したい!」と思えるようなターニングポイントがあったからこそなわけで、結局、何が言いたいかと言うと、やり直したいと思える人生も、今やり直したいと思う……その思考を作り出す土台になったと考えれば、その人にとって大きなプラスになっていたということです。
ややこしい話になりましたが、ようは過去の全ての積み重ねが今なので、あの時ああすれば良かった、こうすれば良かったと思うのも、過去があってこそ。
そう今思えるならそれでいい……となれば、きっとそんな過去にも前向きな意味があった……そう考えることができるのではないでしょうか?
……最中から随分それましたが、今日はこんな感じで!
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