おすすめレビューは人の為ならず?

こんばんは、埴輪です!


……今回のサブタイトルは色々と物議を醸しそうな、誤解を招きそうな表現となっておりますが、主題を「漫画原作小説コンテスト」で大賞を取るための方法(を考える)としてきた以上、こう書くのが適当だと考えた次第です。


今回はその辺りも含めて、率直に、正直に書いていきたいと思いますので、どうか最後までご覧頂けると幸いです!


まず。


前回のラストで言及した「最も効果が高いと考えられる上に、色々と恩恵のある宣伝方法」は、「作品を読み、おすすめレビューをつける」ということです!


……宣伝方法と言ってしまうと嫌らしいですが、現状のカクヨムで自身の作品を誰かに読んで貰いたいと考えた場合、自分で出来ることははこれしかありません。


これ以外の方法となると、作品を新たに投稿した際と、エピソードを追加した際、作品がカクヨムのトップページ表示されている間に、誰かが作品を読んでくれる可能性か、ランダムピックアップで運良く作品が表示されている間に、同じく誰かが作品を読んでくれる可能性に賭けるしかありません。


それでも良い作品を書いていれば、いつか日の目を見るはず……という考え方は一つでしょうし、私もその考えを否定するどころか、そういう世の中であって欲しいと切望しております!


……ただ、この考えは自身の作品が認められなかった場合、自分の作品が面白くないわけではなく、正当な評価をされていないだけと思ってしまう危険性があり……って、まさに「今のお前じゃないか!」と言われてしまえばぐうの音も……いやいや、前回も言った通り、今の私は自分の作品こそ至高という体で話を進めており、その上でやれるだけのことをやり、それでも結果が出なければ、作品に至らない点があったのだと、真摯に受け止めることができるはずだと、そう思うわけです!


でもって。


おすすめレビューをつけることにどの程度の宣伝効果が期待できるのか、まずは心情的な部分を除いた上で、見てみましょう!


おすすめレビューつけた作品はトップページの「新着おすすめレビュー」に表示されますが、そこにはひとこと紹介と共にレビューをした人の名前も表示されるので、単純に露出度アップが期待できます。


また、作品の情報としてひとこと紹介とレビュー本文はずっと残るので、別の読者が作品の情報を参照した際には、自分の名前共に参照される可能性が生じ、これも露出度アップだと言えます。


……このように、宣伝効果といっても自分が宣伝したい作品ではなく、作者自身が宣伝されることになりますが、そこが第一歩となるのです!


では、ここに心情的な効果を加えるとどうなるか、順に見てみましょう!


作品が評価されたぞ !

しかも、ひとこと紹介とレビュー本文まである!

喜びを噛み締める。

誰が評価してくれたんだろう?

マイページを確認する。

面白そうな作品を発見し、読んでみる。

面白かった!

せっかくなので、ひとこと紹介とレビュー本文も書いてみる。


……以上です!


一見すると相互評価の奨励だと思われるかもしれませんが、評価されて嬉しい、評価してくれた人に興味を持つというのは、ごく自然な心の動きではないでしょうか?


ただ、「私はこの作品を評価したので、貴方は私のこの作品を評価してください!」と打診するのは問題外ですし、「私は貴方の作品を評価したのに、貴方が私の作品を評価をしないのはおかしい!」と考えるのも違うと思います。


口にせずとも暗黙の了解で……とかまで疑うときりがないというか、判断のしようがないというか、最後には個人個人のモラル次第だとは思います。


一方で、ここにコンテストの読者選考が絡むとより事態は複雑になり、この作品は面白いけれど、おすすめレビューをつけてしまうと自分のコンテスト応募作品が……なーんて考えると、どうしようもありません!(これに関しては、自分の作品にも評価が入れられるようになれば、解決すると思いますが……!)


ともあれ、いかなる思惑があったとしても、「自分が読みたい作品を読み、評価したい作品を評価する」という原則を守っていれば、それでいいではないかと思います!


私はといえば、自分は「作家」として小説を発表する立場なので、小説を読むのは「読者」に任せる……そんな風に考えていたように思います。


ただ、ランキング上位者の大半が多くの作品におすすめレビューをつけていることに気づき、私も色々な作品を読み、おすすめレビューをつけてみることにしました。


そしてまず驚いたのは、評価のない作品が山のように存在しているということ。

すなわち、自分と同じような境遇の作家さんが、大勢いたということです。


そして、そんな作家さんが紡いだ物語の面白いこと……!

思わず唸ってしまうような出来の良い作品に、自由な発想で書かれた斬新な作品、「なぜ評価されていないんだろう?」と首を傾げたくなる作品も少なくなく、だからこそ、積極的に評価していたいと思うようになりました!


レビュー自体を書くことも面白いですし、レビューを書いた作品の★が増えているか確認することも、新たな楽しみとなりました!


これは積極的におすすめレビューをつけようとしなければ味わえなかった楽しみであり、書いて、読んで、評価する……これこそ、カクヨムの面白さなのだと思います!


……そんなこんなで、私の作品もちらほら評価を頂けるようになってきました。


そこにいかなる思惑があろうと、正直、作品を読んで貰う立場からすれば関係なく、★が増えれば嬉しいし、そこにひとこと紹介やレビュー本文があればなおのことで、そんな喜びをもたらしてくれた方のことは気にもなりますし、プロフィール画面だって覗いてしまいます!


ただ、だからといってその方の作品を必ず読んで評価するわけではありませんし、今は時間的な制約や好みもあって、短編かつ評価されていない作品を中心に読んでいるところです!


こうした手の内を明かすことは賛否両論あるかと思いますが、私としても必ずもこの通りだとは限りませんし、とにかく自由にやらせて頂いております!

それが自分の作品の宣伝につながるなら、これほどありがたいこともありません!


評価されたいなら、まず自分から評価する……これに尽きると思います!


……と、長々と書かせて頂きましたが、振り返ってみると、今日で「漫画原作小説コンテスト」で大賞を取るための方法(を考える)で書きたかったことは、ほぼほぼ書き切ったように思います!


そこで明日は総決算として、私の作品「アルケミー∞ウェイスト ~落ちてきた歌姫~」(アルむげ)を大解剖したいと思います!


本来はコンテスト終了後にやるべきことだと思いますし、それを公開することが「アルむげ」にとってプラスとなるか、マイナスになるかは未知数ですが、これまで十日に渡って書き続けてきたことと、それを読んでくれた方がいることを考えると、とにかく何でもやってみようと思います!


……それによって、「アルむげ」を読もうと思ってくれる方が一人でも増えればいいなという下心もありますが、明日もぜひご覧くださいませ!

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