「心霊写真モノ」としては確実に新機軸でしょう。類話もあるのかな? たぶん聞いたことないと思います。
合理的解決、全く完全に不可能ではないがほぼ不可能という感じで、しかしそれが実(虚ではなく)に影響を及ぼし、しかも絶妙に厭なラインで気持ち悪い。どうすんのこれ、感がふつふつと湧き上がり、つまりホラーとして大変良好です。
ただ俺はホラーにもある種のルールを求める節があり(その後ルールを完膚なきまでに破壊するのは全然問題ない)(むしろ破壊しまくって欲しい)(アンビバレントですね)、ましてジャンルがミステリーということであるので、ちょっともう二、三話読みたいなとか思ったりしています。