らんぼうもののさんぞくたちが、メイプルグランマのところへやってきた。さんぞくたち、やさしいばあさんあいてには、なんだかとってもやさしくて、はたらきもの。つぎのふゆがきたら、またあえるかな。ほほがゆるむような、なつかしい絵本みたいな、児童文学はやっぱり、すごく好き。
思わず頬が緩む温かなお話。 ただ、これはうがった見方だと思うが…… もし、グリム的なやつだったら、このばあちゃんは果たして正気なのか……
働き者で気の利く人たちですね^^とても一生懸命に手伝う姿に、心根は優しいのだろうなと頬が緩みました。それに、私も食べたくなりました。メイプルシロップのかかったスコーンやパンを。大切に大事に、食べる分だけ、ありがたく(*^-^*)来年が待ち遠しい。
全体的に、絵本のようなリズムをもった作品だと思いました。韻を踏むように、わかりやすく、きっと次はこんな展開なのかな、と予想させながらも、暖かい最後に持っていく手法は見事です。お話そのものも心が温かくなるような名作。
泥棒がグランマのメイプル魔術でいい人たちになっちゃうお話でした。メイプルグランマとメイプルシロップに翻弄される山賊たちがコミカルで楽しかったです。